WordPressのログインについて調べているあなたへ。結論から申し上げると、WordPressの管理画面へのログインは、あなたのサイトURL末尾に「/wp-admin」または「/wp-login.php」を付けてアクセスし、ユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを入力するだけで完了します。しかし、初めての方や、ログインできないトラブルに遭遇している方にとっては、意外と難しく感じることもあります。
この記事では、Web運用の専門家として15年以上WordPressサイトをサポートしてきた筆者が、WordPressログインの全てを解説します。「ログインURLがわからない」「パスワードを忘れた」「ログイン画面が表示されない」など、よくあるトラブルの解決方法から、セキュリティを強化するログイン方法まで、初心者にもわかりやすくお伝えします。
この記事を読めば、WordPressのログインに関する悩みが全て解決し、安全にサイトを管理できるようになります。ぜひ最後までお読みください。
WordPressログインの基本 | 3つの方法を解説
まず、WordPressにログインする基本的な方法を理解しましょう。主に3つの方法があります。
方法1 サイトURL + /wp-admin でアクセス
最も一般的な方法です。あなたのWordPressサイトのURLの末尾に「/wp-admin」を追加してアクセスします。
具体例
- サイトURLが https://example.com の場合
- ログインURLは https://example.com/wp-admin
- サイトURLが https://www.example.com の場合
- ログインURLは https://www.example.com/wp-admin
このURLにアクセスすると、自動的にログイン画面にリダイレクトされます。
方法2 サイトURL + /wp-login.php でアクセス
もう一つの方法は、URLの末尾に「/wp-login.php」を追加する方法です。
具体例
- ログインURLは https://example.com/wp-login.php
この方法でも、同じログイン画面が表示されます。「/wp-admin」と「/wp-login.php」は、どちらを使っても同じ結果になります。
方法3 サイト上のログインリンクから
一部のWordPressテーマやプラグインでは、サイト上に「ログイン」というリンクが設置されていることがあります。
よくある場所
- サイトのフッター(ページ最下部)
- サイドバー
- 「メタ情報」ウィジェット内
このリンクをクリックすると、ログイン画面に移動します。ただし、セキュリティの観点から、公開サイトにログインリンクを表示することは推奨されません(後述)。
WordPressログイン画面の見方と使い方
ログインURLにアクセスすると、以下のような画面が表示されます。各項目の意味を理解しましょう。
ログイン画面の構成要素
1. ユーザー名またはメールアドレス
WordPressのアカウント作成時に設定した「ユーザー名」または「登録したメールアドレス」を入力します。どちらでもログインできます。
2. パスワード
アカウント作成時に設定したパスワードを入力します。大文字・小文字は区別されますので注意してください。
3. ログイン状態を保存する(チェックボックス)
このチェックボックスにチェックを入れると、次回アクセス時に自動的にログイン状態が維持されます。
注意
共用のパソコンでは、このチェックを入れないでください。他の人があなたのアカウントにアクセスできてしまいます。自分専用のパソコンで、セキュリティが確保されている場合のみ使用しましょう。
4. ログインボタン
ユーザー名とパスワードを入力したら、このボタンをクリックしてログインします。
5. パスワードをお忘れですか?
パスワードを忘れた場合は、このリンクをクリックすると、パスワードリセットの手順が表示されます(詳細は後述)。
6. ← (サイト名)へ移動
ログイン画面から、公開サイトのトップページに戻るリンクです。
初めてログインする場合の手順
WordPressを初めてインストールした場合、または制作会社からサイトを引き渡された場合の初回ログイン手順を解説します。
手順1 ログイン情報を確認する
まず、以下の情報を手元に用意してください。
- サイトURL あなたのWordPressサイトのアドレス
- ユーザー名 インストール時に設定した管理者ユーザー名
- パスワード インストール時に設定したパスワード
これらの情報は、WordPressインストール時のメールや、制作会社からの引き渡し資料に記載されています。
手順2 ログインURLにアクセス
ブラウザ(Chrome、Safari、Edgeなど)を開き、アドレスバーに「https://あなたのサイトURL/wp-admin」と入力してEnterキーを押します。
手順3 ログイン情報を入力
- 「ユーザー名またはメールアドレス」欄に、ユーザー名を入力
- 「パスワード」欄に、パスワードを入力
- 「ログイン」ボタンをクリック
手順4 ダッシュボードが表示される
ログインに成功すると、WordPressの管理画面(ダッシュボード)が表示されます。左側に黒いメニューバーがあり、中央に「ようこそ」というメッセージや各種情報が表示されていれば、ログイン成功です。
ログインできない!よくある原因と解決方法
WordPressにログインできないトラブルは非常に多いです。ここでは、よくある原因とその解決方法を、症状別に解説します。
症状1 「ユーザー名またはパスワードが間違っています」と表示される
最も多いエラーメッセージです。以下の原因が考えられます。
原因1 パスワードの入力ミス
確認ポイント
- 大文字・小文字を間違えていないか
- 全角文字で入力していないか(半角英数字で入力する必要があります)
- Caps Lock(キャプスロック)がオンになっていないか
- スペース(空白)が余計に入っていないか
解決方法
- パスワード欄の横にある「目」のアイコンをクリックして、入力内容を表示する
- 正しいパスワードを確認しながら、もう一度入力する
- それでもログインできない場合は、パスワードリセットを行う(後述)
原因2 ユーザー名の入力ミス
確認ポイント
- ユーザー名は「ニックネーム」や「表示名」ではなく、「ユーザー名(ログインID)」を入力する必要があります
- ユーザー名がわからない場合は、登録したメールアドレスでもログインできます
解決方法
- インストール時のメールや資料を確認
- メールアドレスを試してみる
- それでもダメな場合は、後述の「パスワードリセット」を実施
原因3 パスワードを本当に忘れた
この場合は、パスワードリセット機能を使います(詳細は次のセクション)。
症状2 ログイン画面が表示されない・真っ白になる
ログインURLにアクセスしても、画面が真っ白で何も表示されない場合があります。
原因1 PHPエラーが発生している
WordPressのファイルやプラグインにエラーがあると、画面が真っ白になることがあります。
解決方法
- FTPソフト(FileZillaなど)でサーバーに接続
- wp-content/pluginsフォルダの名前を一時的に「plugins_old」などに変更(全プラグインが無効化される)
- 再度ログイン画面にアクセス
- ログインできたら、プラグインフォルダの名前を元に戻し、プラグインを一つずつ有効化して原因を特定
原因2 メモリ不足
サーバーのメモリが不足していると、WordPressが正常に動作しません。
解決方法
- レンタルサーバーのプランをアップグレード
- または、wp-config.phpファイルに以下のコードを追加してメモリを増やす
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');
原因3 ブラウザのキャッシュ
古いキャッシュが残っていると、正しく表示されないことがあります。
解決方法
- Ctrl + F5(Windows)またはCmd + Shift + R(Mac)でスーパーリロード
- ブラウザのキャッシュをクリア
- 別のブラウザ(Chrome、Safari、Edgeなど)で試す
- シークレットモード(プライベートブラウジング)で試す
症状3 「Cookieがブロックされています」と表示される
WordPressはログイン状態を保持するためにCookieを使用します。Cookieが無効になっていると、ログインできません。
解決方法
Google Chromeの場合
- 設定(画面右上の三点リーダー)→「設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」→「Cookie と他のサイトデータ」をクリック
- 「Cookie をすべて受け入れる」または「シークレット モードでサードパーティの Cookie をブロックする」を選択
Safari(Mac)の場合
- Safari→「環境設定」→「プライバシー」を開く
- 「サイト越えトラッキングを防ぐ」と「すべての Cookie をブロック」のチェックを外す
症状4 「404 Not Found」エラーが表示される
ログインURLが存在しないと表示される場合です。
原因1 URLが間違っている
確認ポイント
- 「/wp-admin」のスペルが正しいか
- サイトURLが正しいか
- サブディレクトリにインストールしている場合、そのパスを含めているか
例として、サブディレクトリ「blog」にインストールしている場合
正しいURLは https://example.com/blog/wp-admin
原因2 WordPressがインストールされていない
そもそもWordPressがサーバーにインストールされていない可能性があります。サーバーの管理画面や、FTPでファイルを確認してください。
原因3 .htaccessの問題
.htaccessファイルの設定が壊れていると、404エラーが発生します。
解決方法
- FTPでサーバーに接続
- .htaccessファイルをバックアップ
- .htaccessファイルを削除または空にする
- WordPress管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」を開いて「変更を保存」をクリック(新しい.htaccessが自動生成される)
症状5 ログインはできるが、すぐにログアウトされる
ログインできても、すぐに勝手にログアウトされたり、ページ移動するとログアウトされる場合があります。
原因 サイトURLの設定が間違っている
wp-config.phpまたはデータベースのサイトURL設定が間違っていると、この症状が発生します。
解決方法
- FTPでwp-config.phpファイルを開く
- 以下のコードを追加(既にある場合は修正)
define('WP_HOME', 'https://example.com');
define('WP_SITEURL', 'https://example.com');
※example.comは、あなたの実際のサイトURLに置き換えてください。
パスワードを忘れた場合のリセット方法
パスワードを忘れてログインできない場合でも、簡単にリセットできます。3つの方法を紹介します。
方法1 ログイン画面からリセット(最も簡単)
この方法は、登録したメールアドレスが今も使える場合に有効です。
手順
- ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」をクリック
- ユーザー名またはメールアドレスを入力
- 「新しいパスワードを取得」ボタンをクリック
- 登録したメールアドレスに、パスワードリセット用のリンクが届く
- メール内のリンクをクリック
- 新しいパスワードを入力して「パスワードをリセット」をクリック
メールが届かない場合
- 迷惑メールフォルダを確認
- 数分待ってから再度試す
- 別のメールアドレスで登録していないか確認
- サーバーのメール送信機能が正常か確認(レンタルサーバーのサポートに問い合わせ)
方法2 phpMyAdminでパスワードを変更
メールが届かない場合、データベースから直接パスワードを変更できます。少し専門的ですが、確実な方法です。
手順
- レンタルサーバーの管理画面からphpMyAdminにログイン
- WordPressのデータベースを選択
- 「wp_users」テーブルをクリック(接頭辞が異なる場合は「○○_users」)
- 自分のユーザー名の行を見つけて「編集」をクリック
- 「user_pass」フィールドの値を削除
- 新しいパスワードを入力
- 「関数」のドロップダウンから「MD5」を選択
- 「実行」をクリック
注意
データベースの操作は慎重に行ってください。間違えるとサイトが壊れる可能性があります。必ずバックアップを取ってから実施しましょう。
方法3 FTPでパスワードリセット用ファイルをアップロード
緊急時の最終手段として、FTPで一時的な管理者アカウントを作成する方法があります。
手順
- テキストエディタで以下のコードを記述し、「emergency.php」という名前で保存
<?php
require('./wp-blog-header.php');
$user_login = 'newadmin';
$user_pass = 'newpassword123';
$user_email = 'your-email@example.com';
if ( !username_exists( $user_login ) && !email_exists( $user_email ) ) {
$user_id = wp_create_user( $user_login, $user_pass, $user_email );
$user = new WP_User( $user_id );
$user->set_role( 'administrator' );
echo 'ユーザーを作成しました。';
} else {
echo 'すでに存在しています。';
}
?>
- FTPでWordPressのルートディレクトリ(wp-config.phpがある場所)にアップロード
- ブラウザで「https://あなたのサイトURL/emergency.php」にアクセス
- 「ユーザーを作成しました。」と表示されれば成功
- ユーザー名「newadmin」、パスワード「newpassword123」でログイン
- ログイン後、emergency.phpファイルを必ず削除
- 元のアカウントのパスワードを変更するか、新しいアカウントのパスワードを変更
重要
この方法はセキュリティリスクがあるため、emergency.phpファイルは使用後すぐに削除してください。
WordPressログインのセキュリティ対策7選
WordPressはオープンソースで世界中で使われているため、ハッカーの標的になりやすいです。ログインのセキュリティを強化することは非常に重要です。
1. 強力なパスワードを設定する
最も基本的で、最も重要な対策です。
強力なパスワードの条件
- 12文字以上
- 大文字、小文字、数字、記号を組み合わせる
- 辞書に載っている単語を使わない
- 個人情報(誕生日、電話番号など)を使わない
- 他のサービスと同じパスワードを使わない
良い例
- Kx9!mP2@qL7#nR4
- My-D0g-L0ves-C4ts!
悪い例
- password
- 123456
- yamada1234(名前+数字)
WordPressのパスワード生成機能を使うと、自動で強力なパスワードを作成してくれます。パスワード管理ツール(LastPass、1Passwordなど)を使って保存すると便利です。
2. ユーザー名を「admin」から変更する
WordPressの初期設定では、管理者のユーザー名が「admin」になっていることがあります。これは、ハッカーに半分の情報(ユーザー名)を教えているようなものです。
変更方法
- 新しい管理者アカウントを作成(ユーザー名を「admin」以外で)
- 新しいアカウントに管理者権限を付与
- 新しいアカウントでログイン
- 古い「admin」アカウントを削除
- 投稿やページを新しいアカウントに引き継ぐ
3. ログインURLを変更する
デフォルトのログインURL「/wp-admin」や「/wp-login.php」は誰でも知っています。これを変更することで、不正アクセスの試みを大幅に減らせます。
推奨プラグイン
- WPS Hide Login 簡単にログインURLを変更できる
- iThemes Security 総合的なセキュリティ対策プラグイン
WPS Hide Loginの使い方
- プラグインをインストール・有効化
- 「設定」→「一般」を開く
- 「ログインURL」に好きなURLを設定(例として my-secret-login)
- 「変更を保存」をクリック
- 新しいログインURL(https://example.com/my-secret-login)でアクセス
重要
変更したログインURLは、必ずメモして安全な場所に保管してください。忘れるとログインできなくなります。
4. ログイン試行回数を制限する
ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)を防ぐため、ログイン試行回数を制限しましょう。
推奨プラグイン
- Limit Login Attempts Reloaded ログイン試行回数を制限
- Wordfence Security 総合的なセキュリティ対策
Limit Login Attempts Reloadedの使い方
- プラグインをインストール・有効化
- 「設定」→「Limit Login Attempts」を開く
- 「Lockout」タブで設定を行う
- 推奨設定として、4回失敗で20分ロック、4回ロックで24時間ロック
これにより、何度もパスワードを試すハッキングを防げます。
5. 二段階認証(2FA)を導入する
パスワードに加えて、スマートフォンのアプリで生成されるワンタイムパスワードを要求することで、セキュリティが飛躍的に向上します。
推奨プラグイン
- Google Authenticator Googleの認証アプリと連携
- Two Factor Authentication メールやアプリでの二段階認証
Google Authenticatorの設定方法
- プラグインをインストール・有効化
- スマホに「Google Authenticator」アプリをインストール
- WordPress管理画面の「ユーザー」→「あなたのプロフィール」を開く
- 「Google Authenticator Settings」セクションで「Active」にチェック
- 表示されたQRコードをスマホアプリでスキャン
- アプリに表示される6桁のコードを入力してテスト
次回ログインから、パスワードに加えて、スマホアプリに表示される6桁のコードの入力が必要になります。
6. ログインページをSSL化(HTTPS化)する
ログイン情報を暗号化して送信するため、サイト全体をHTTPS化しましょう。特にログインページは必須です。
詳しくは、前回の「ホームページ HTTPS化」の記事を参照してください。多くのレンタルサーバーでは、無料でSSL証明書を取得できます。
7. 定期的にログイン履歴を確認する
不正なログイン試行がないか、定期的に確認しましょう。
推奨プラグイン
- WP Activity Log 全てのアクティビティを記録
- Simple History ログインや変更履歴を記録
これらのプラグインで、誰がいつログインしたか、どんな変更を行ったかを確認できます。不審なアクティビティがあれば、すぐに対応できます。
複数ユーザーでWordPressを管理する場合の設定
複数の人でWordPressサイトを管理する場合、適切な権限設定が重要です。
WordPressのユーザー権限5種類
WordPressには、5つのユーザー権限レベルがあります。それぞれの違いを理解しましょう。
| 権限 | できること | できないこと | 使用例 |
|---|---|---|---|
| 管理者(Administrator) |
全ての操作 (サイト設定変更、プラグイン管理、ユーザー管理、投稿・固定ページの編集・削除など) |
— | サイトオーナー、Webマスター |
| 編集者(Editor) | 全ての投稿・固定ページの編集・削除、コメント管理 | サイト設定変更、プラグイン管理、ユーザー管理 | 編集長、コンテンツマネージャー |
| 投稿者(Author) | 自分の投稿の作成・編集・公開・削除 | 他人の投稿の編集、固定ページの編集、サイト設定変更 | ライター、ブロガー |
| 寄稿者(Contributor) | 自分の投稿の作成・編集(下書き保存まで) | 投稿の公開、画像のアップロード | 外部ライター、ゲスト投稿者 |
| 購読者(Subscriber) | プロフィール編集のみ | 投稿や固定ページの作成・編集 | 会員制サイトのメンバー |
新しいユーザーを追加する方法
- 管理画面の「ユーザー」→「新規追加」をクリック
- 以下の情報を入力
- ユーザー名(半角英数字、後から変更不可)
- メールアドレス
- 名前(任意)
- パスワード(強力なものを設定)
- 権限グループ(上記5つから選択)
- 「新規ユーザーを追加」をクリック
- ユーザーに、ログイン情報をメールで通知(自動送信されます)
複数ユーザー管理のベストプラクティス
- 最小権限の原則 必要最小限の権限のみを付与する
- 個別アカウント 複数人で1つのアカウントを共有しない
- 定期的な見直し 退職者や不要なアカウントは削除する
- 強制的なパスワード変更 定期的に全ユーザーにパスワード変更を促す
- アクティビティログ 誰が何をしたか記録するプラグインを導入
モバイルからWordPressにログインする方法
スマートフォンやタブレットからでも、WordPressにログインして管理できます。
方法1 スマホのブラウザからログイン
パソコンと同じように、スマホのブラウザ(Safari、Chromeなど)から「https://あなたのサイトURL/wp-admin」にアクセスすれば、ログインできます。
ただし、画面が小さいため操作しづらい場合があります。
方法2 WordPress公式アプリを使う
より快適にモバイルで管理するには、WordPress公式アプリがおすすめです。
WordPress公式アプリの特徴
- iPhone、iPad、Android対応
- 投稿の作成・編集・公開
- コメント管理
- メディアのアップロード
- 統計情報の確認
- プッシュ通知(新しいコメントなど)
アプリのインストールとログイン方法
- App StoreまたはGoogle Playで「WordPress」を検索
- 「WordPress – ウェブサイトビルダー」をインストール
- アプリを開き、「既存のサイトアドレスを入力」をタップ
- サイトのURL(https://example.com)を入力
- ユーザー名とパスワードを入力
- ログイン完了
注意
WordPress.com(ブログサービス)とWordPress.org(インストール型)は異なります。あなたが使っているのがインストール型の場合、「サイトアドレスを入力」を選択してください。
ログインできない時の緊急連絡先
どうしてもログインできず、自分で解決できない場合の相談先を紹介します。
1. レンタルサーバーのサポート
レンタルサーバー(エックスサーバー、さくらインターネット、ロリポップなど)には、サポート窓口があります。
相談できる内容
- サーバー側のエラーログ確認
- phpMyAdminへのアクセス方法
- FTPアカウント情報の確認
- データベース接続エラーの調査
ただし、WordPress自体の操作方法はサポート範囲外のことが多いです。
2. WordPress制作会社・フリーランス
緊急対応を依頼する場合の費用相場
- パスワードリセット代行 5,000円〜10,000円
- ログインエラーの調査・修正 10,000円〜30,000円
- ハッキング被害の復旧 50,000円〜200,000円
ランサーズやココナラなどのプラットフォームで、WordPress専門家を探すこともできます。
3. Web管理サービス
定期的な管理を含めて依頼する場合、Web管理サービス(運用代行)が便利です。
サービス内容
- ログイントラブルの対応
- 定期的なバックアップ
- セキュリティ対策
- WordPress本体・プラグインのアップデート
- コンテンツ更新代行
費用相場
月額5,000円〜30,000円
「ログインできない」というトラブルが頻繁に起こる、セキュリティに不安がある、という場合は、Web管理サービスの利用を検討すると良いでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q1 ログインURLを忘れてしまいました。どうすればいいですか?
A: WordPressの標準ログインURLは以下の2つです。
- https://あなたのサイトURL/wp-admin
- https://あなたのサイトURL/wp-login.php
ただし、セキュリティプラグインでログインURLを変更している場合は、変更後のURLでアクセスする必要があります。変更後のURLを忘れた場合は、FTPでプラグインを無効化してから、標準URLでアクセスしてください。
Q2 何度もログインに失敗して、ロックされてしまいました
A: セキュリティプラグイン(Limit Login Attemptsなど)でロックされた場合、設定した時間が経過すれば自動的に解除されます。すぐにログインしたい場合は、以下の方法があります。
- FTPでプラグインフォルダの名前を変更して無効化
- 別のIPアドレスからアクセス(モバイル回線など)
- レンタルサーバーのサポートに連絡
Q3 ログインすると「別の更新が現在進行中です」と表示されます
A: これは、WordPress本体またはプラグインの更新中にエラーが発生した場合に表示されます。
解決方法
- 15分程度待ってから再度アクセス
- それでも解決しない場合、phpMyAdminで「wp_options」テーブルを開く
- 「option_name」が「core_updater.lock」の行を削除
- 再度ログイン
Q4 自動ログアウトされる時間を延長できますか?
A: はい、可能です。functions.phpに以下のコードを追加します。
add_filter( 'auth_cookie_expiration', 'my_expiration_filter', 99, 3 );
function my_expiration_filter( $seconds, $user_id, $remember ) {
// 30日間ログイン状態を保持
if ( $remember ) {
$seconds = 30 * DAY_IN_SECONDS;
}
return $seconds;
}
注意
セキュリティリスクが高まるため、共用パソコンでは推奨しません。
Q5 スマホアプリからログインできません
A: 以下の原因が考えられます。
- XML-RPCが無効化されている 一部のセキュリティプラグインがXML-RPCを無効化していると、アプリからのログインができません。プラグイン設定を確認してください
- サイトURLが間違っている サブディレクトリにインストールしている場合、正しいURLを入力する必要があります
- 二段階認証 二段階認証を有効にしている場合、アプリ用のパスワードを生成する必要があります
Q6 複数のWordPressサイトを管理していますが、毎回ログインするのが面倒です
A: 以下の方法で効率化できます。
- ブラウザのパスワード保存機能 各サイトのログイン情報を保存
- パスワード管理ツール LastPass、1Passwordなどで一元管理
- MainWP 複数のWordPressサイトを1つの管理画面で管理できるプラグイン
- ManageWP クラウドベースの複数サイト管理サービス
Q7 ログインページのデザインを変更できますか?
A: はい、プラグインやカスタムCSSで変更できます。
推奨プラグイン
- Custom Login Page Customizer ビジュアルエディタでログインページをカスタマイズ
- LoginPress 多彩なテンプレートとカスタマイズオプション
企業サイトの場合、ロゴや配色を企業カラーに合わせることで、ブランディングにもなります。
Q8 パスワードなしでログインできる方法はありますか?
A: セキュリティ上推奨しませんが、以下の方法があります。
- Magic Linkプラグイン メールでログインリンクを送信
- Googleアカウント連携 Googleアカウントでログイン
- SSO(シングルサインオン) 企業環境で統一認証
ただし、これらの方法もそれぞれセキュリティリスクがあるため、慎重に検討してください。
まとめ WordPressログインを安全・快適に
WordPressのログインは、サイト管理の入り口です。正しく理解し、適切なセキュリティ対策を施すことで、安全にサイトを運営できます。
WordPressログインの基本(おさらい)
- ログインURL https://サイトURL/wp-admin または /wp-login.php
- ログイン情報 ユーザー名(またはメールアドレス)+パスワード
- パスワードを忘れた場合 ログイン画面から簡単にリセット可能
セキュリティ対策の7つの鉄則
- 強力なパスワード 12文字以上、複雑な組み合わせ
- ユーザー名変更 「admin」は使わない
- ログインURL変更 デフォルトURLを変更
- ログイン試行制限 ブルートフォースアタック対策
- 二段階認証 スマホアプリでワンタイムパスワード
- HTTPS化 通信の暗号化
- ログ監視 不審なアクティビティを検知
ログインできない時のチェックリスト
- パスワードの入力ミス(大文字小文字、全角半角)
- ユーザー名の間違い(ニックネームではなくログインID)
- ブラウザのCookie設定
- ログインURLの確認(変更していないか)
- セキュリティプラグインによるロック
- サーバーやWordPress本体のエラー
今日から始める3つのアクション
- パスワードの強化 今すぐ強力なパスワードに変更する
- セキュリティプラグインの導入 Wordfenceまたは類似プラグインをインストール
- バックアップ 定期的なバックアップ体制を整える
筆者からの最後のメッセージ
15年以上WordPressサイトをサポートしてきて、最も多い相談が「ログインできない」というトラブルです。その多くは、パスワードの入力ミスや忘れといった単純なものですが、中には深刻なハッキング被害もあります。
WordPressは便利で強力なツールですが、その人気ゆえに攻撃の標的にもなりやすいです。しかし、適切なセキュリティ対策を施せば、安全に運用できます。この記事で紹介したセキュリティ対策は、決して難しいものではありません。今日から実践できるものばかりです。
特に重要なのは、「強力なパスワード」「二段階認証」「定期的なバックアップ」の3つです。これだけでも、セキュリティレベルは大きく向上します。
もし「自分で管理するのは不安」「セキュリティ対策が難しい」と感じたら、Web管理サービスの利用を検討してください。月数千円〜数万円の投資で、専門家が継続的にサイトを守ってくれます。ハッキング被害に遭ってからでは遅いのです。
WordPressは、正しく使えば非常に強力なツールです。この記事が、あなたの安全で快適なWordPress運用の助けになれば幸いです。

