ホームページを運用していると「制作会社の保守費が高い」「更新依頼の返信が遅い」「そもそも他社が作ったサイトを引き受けてくれる会社が見つからない」という悩みに直面する場面は多い。制作会社の多くは新規制作を主軸にしており、完成後の運用保守は片手間になりがちな構造がある。結果として、毎月支払っているのに実際の作業はほぼ発生していない、あるいは逆に修正1件ごとに追加費用が積み上がっていく、といった実態に陥りやすい。
本記事では、運用保守・更新代行を主軸に展開している会社を中心に、月額料金・対応範囲・他社制作サイトの受け入れ可否といった実務的な比較軸で15社をまとめた。すべて各社公式サイトの一次情報を確認しており、料金帯は月額7,000円台の軽量プランから月額10万円超のフルマネージドまで幅広くカバーしている。自社の更新頻度とセキュリティ要件に合った外注先を選ぶための比較材料として活用していただきたい。
ホームページ運用保守会社の役割と守備範囲
運用保守会社が引き受ける業務は、大きく分けると「サイトを壊さない仕事」と「サイトを育てる仕事」の2つに分類できる。前者は障害対応・セキュリティ対策・バックアップ・アップデート作業といったインフラ寄りの保守業務で、ここを放置するとサイト改ざん・表示停止・SEO評価の急落といった致命的なトラブルに直結する。後者は更新代行・バナー制作・コンテンツ追加・アクセス解析といった攻めの運用業務で、サイトの成果を継続的に引き上げていく役割を担う。
運用保守「専業」の会社と、制作会社が保守を付帯サービスとして提供しているケースでは、対応の質と柔軟性に差が出やすい。専業会社は他社制作のサイトでも引き受ける前提で業務フローを組んでいるため、初期調査からの引き継ぎがスムーズに進みやすい。一方、制作会社の付帯保守は自社制作サイトを前提としている場合が多く、他社制作サイトを持ち込んだ際に「ソースコードの構造が不明なため受けられない」と断られるケースも少なくない。
特にWordPress保守は専門性が高い領域で、コア本体・プラグイン・テーマの3層でのアップデート整合性、PHP/MySQLのバージョン適合、改ざん検知とマルウェア対応など、片手間では追いつかない技術要素が多い。WordPress保守専業を掲げている会社を選ぶと、この領域での安定運用が期待できる。
運用保守会社を選ぶ際の7つのチェックポイント
運用保守の外注先選定で失敗しないために、契約前に確認すべきポイントを整理した。料金の数字だけで比較するのではなく、対応範囲と契約条件を立体的に見比べてほしい。
- 月額料金と対応範囲の明瞭さ(何円でどこまでやってくれるか、作業時間の繰越可否、超過時の追加料金単価)
- 他社制作サイトの引受可否(自社制作以外でも保守してくれるか、初期調査費用の有無)
- 対応CMS(WordPress/静的HTML/Movable Type/独自CMSなどの対応範囲)
- 緊急対応・障害復旧の体制(24時間監視の有無、復旧までの目安時間、対応時間帯)
- バックアップ・セキュリティ対策の標準装備範囲(定期バックアップの頻度と保持期間、改ざん検知の実施頻度)
- 契約期間・解約条件(最低契約期間、解約時の違約金、月次契約か年間契約か)
- 改善提案・アクセス解析などの戦略支援の有無(保守だけでなく運用改善まで任せられるか)
特に「他社制作サイトの引受可否」は事前に必ず確認しておきたい。旧制作会社と連絡が取れない・廃業したといったケースでは、FTP情報もWordPress管理画面のログイン情報も揃っていない状況からのスタートとなる。そうした引き継ぎ調査まで受けてくれる会社かどうかで、保守開始までのハードルが大きく変わる。
ホームページの運用保守に強い会社15選
Web管理

- 月額10,000円〜の定額制で、予算に合わせて選べる3プラン
- 他社制作サイトでも対応可能、最短当日のスピード対応
- 最低契約期間3ヶ月から、全国オンライン対応
Web管理は、ホームページの保守・運用・修正を専門とする定額制サービスです。Web担当者を配置できない事業者向けに、軽微な修正から、SEO対策・広告運用・アクセス解析まで幅広く対応しています。最低契約期間3ヶ月という柔軟な契約条件により、初めてWeb運用を外注する事業者でも安心して利用できます。
料金体系
| プラン | 料金 |
|---|---|
| ライト運用プラン(月3回更新/不具合対応/WordPress操作サポート) | 月額10,000円(税別) |
| ベーシック運用プラン(月5回更新/アクセス解析レポート/月1回の打ち合わせ) | 月額30,000円(税別) |
| 成長支援プラン(ベーシック内容+SEO対策・広告運用・緊急対応優先処理) | 月額100,000円(税別) |
レイアウト崩れの修正、更新体制の構築、フォーム不具合の復旧、広告最適化など、豊富な対応実績があります。まずはお気軽にお問い合わせください。
キオマネ(キオミル株式会社)

参照元 https://kiomiru.co.jp/kiomane/
- 他社制作サイトの更新・運用代行を明示的に受け入れ(静的サイト・WordPress・Movable Type・ECサイト対応)
- スポット更新25,000円〜/定額更新代行80,000円〜/コンサル付きは要見積の3階層
- 専任窓口+サブ担当者の2名以上体制で、窓口の穴を作らない運用
キオマネは「仕様不明のサイトにも対応」を掲げている更新代行サービスで、画像作成・文章編集・新規ページ制作・バグ修正・写真や動画の撮影編集までを守備範囲にしている。他社制作案件の引き受けに関するハードルが低く、運用保守難民になっている中小企業の受け皿になりやすいサービス構造を持つ。
スポット単価の25,000円〜は他社比で中堅〜やや高めの設定だが、その分、作業品質や窓口体制に投資しているのが読み取れる(料金だけで判断すると痛い目を見るタイプの会社ではあるので、見積依頼時に作業内訳までしっかり確認するのが賢明)。
料金体系
| プラン | 料金(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| スポット更新 | 25,000円〜/1か所 | 制作管理費20%〜別途 |
| 定額更新代行 | 80,000円〜/月 | 月次での継続更新対応 |
| コンサル付き | 要見積 | 運用改善提案まで含む |
スポット更新は1か所ごとの単価となり、複数同時依頼時は制作管理費が加算される仕組み。継続的な更新量が多い場合は定額更新代行のほうがコスト面で有利になる構造。
- 会社名
- キオミル株式会社
- 所在地
- 東京都(電話 03-5981-9333)/福井営業所あり
- 対応CMS
- WordPress/Movable Type/静的サイト/独自CMS/ECサイト
- 他社制作サイト対応
- 可
- 対応エリア
- 全国(オンライン対応)
CreativeStudio樂合同会社

参照元 https://csgaku.com/wordpress/
- Nonprofit1(5,500円)/Personal(8,800円)/Regular1(22,000円)の3プラン(税込)
- 非営利団体向けプランを用意、NPO・団体サイトの保守ニーズを公式に受け入れ
- セキュリティ監視・アップデート管理・バックアップを含む包括的なメンテナンス対応
CreativeStudio樂は鹿児島県霧島市を拠点とする合同会社で、WordPressに特化した保守・管理代行サービスを展開している。非営利団体向けの専用プラン(月額5,500円)を公式に用意している会社は少なく、NPO・社団法人・学校法人など予算に制約のある団体にとっては貴重な選択肢となる。
個人・小規模事業向けのPersonalプランも月額8,800円と低コストに抑えられており、小規模サイトの保守契約の入口として検討しやすい価格帯(九州エリア拠点ながら全国対応可能で、地方の中小企業・団体が地元感覚でコミュニケーションしながら保守を任せられる会社構成)。
料金体系
| プラン | 月額(税込) | 想定ユーザー |
|---|---|---|
| Nonprofit1 | 5,500円 | 非営利団体 |
| Personal | 8,800円 | 個人・小規模事業 |
| Regular1 | 22,000円 | 商用・高PVサイト |
セキュリティ監視・WordPressコアとプラグインのアップデート管理・定期バックアップを含むメンテナンスパッケージを、用途別に3段階の料金で提供する設計。
- 会社名
- CreativeStudio樂合同会社
- 所在地
- 鹿児島県(電話 0995-73-3968)
- 対応CMS
- WordPress
- 他社制作サイト対応
- 要問合せ(無料相談窓口あり)
- 対応エリア
- 九州エリア中心/全国対応可
株式会社シロクロ

参照元 https://www.4696.co.jp/wm/
- ライト22,000円(月4時間)/スタンダード55,000円(月12時間)の時間枠明確型プラン
- 他社制作サイト(WordPress/Movable Type/静的HTML)を制作会社を問わず引き受け
- コンテンツ更新・バナー制作・WordPressカスタマイズ・LP制作・SEO対策までを定額内で対応
シロクロは創業14年の実績を持つ更新代行会社で、WordPress保守込みの月額定額プランを展開している。時間枠での提供となるため、作業量がプランの枠内なら追加料金なしで動いてもらえる点が明瞭で、社内稟議も通しやすい料金構造。
対応範囲にSEO対策やLP制作まで含まれているため、単なる更新代行を超えた「攻めの運用」まで射程に入る(定額の時間枠型は枠を使い切らない月にはもったいないが、WordPressのカスタマイズやLP制作まで依頼できるとなれば月12時間はすぐに埋まる)。
料金体系
| プラン | 月額(税込) | 作業時間 |
|---|---|---|
| ライトプラン | 22,000円 | 最大4時間 |
| スタンダードプラン | 55,000円 | 最大12時間 |
| カスタムプラン | 要相談 | 個別見積 |
依頼はメール・チャット中心で、電話対応は本番反映後の誤り時に限定される運用ポリシー。テキストベースで依頼履歴が残る点は、引き継ぎや言った言わない問題の予防になる。
- 会社名
- 株式会社シロクロ
- 所在地
- 東京都豊島区駒込2-7-14 #202
- 対応CMS
- WordPress/Movable Type/独自CMS/静的HTML
- 他社制作サイト対応
- 可(制作会社を問わず)
- 対応エリア
- 全国(オンライン対応)
WPセンター

- Standardプラン月額44,000円でセキュリティ・バックアップ・24時間監視・改ざんチェックまでフルパッケージ
- 他社が構築したサイト、さらに「他の保守会社が放棄したサイトの引き継ぎ」実績あり
- アップデート起因の不具合も料金内対応。復旧は原則1営業日以内を明言
WPセンターはWordPress保守に特化したサービスで、検証環境での月次アップデート運用を標準装備している。実本番環境にいきなり適用せず、ステージング環境で検証してから本番反映する運用フローは、更新起因の事故を大幅に減らす実務的な安全装置として機能する。
料金は月額44,000円とやや高めの設定だが、バージョンアップ起因のトラブルも料金内で吸収するポリシーを明示している点は、長期運用での総コスト予測を立てやすくする(「安い保守」はトラブル対応が別料金というパターンが多いため、ここを定額に含める設計は実運用面では安心感がある)。
料金体系
| プラン | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Standard | 44,000円 | 不具合対応込み/セキュリティ/バックアップ/24時間監視/改ざんチェック |
| Custom | 要見積 | Standardにサーバー保守等をカスタマイズ追加 |
連絡手段は電話/メール/Slack等に制限がなく、クライアントの社内コミュニケーションツールに合わせた運用が可能。
- 会社名
- WPセンター(運営会社)
- 所在地
- 東京都渋谷区桜丘町23-17
- 対応CMS
- WordPress
- 他社制作サイト対応
- 可(他保守会社からの引き継ぎ実績あり)
- 緊急対応
- 原則1営業日以内にバックアップから復旧
WP Keeper(株式会社プロテック・株式会社KOP)

- ベーシック22,000円/プロフェッショナル44,000円の2プラン構成
- 24時間365日のサイト死活監視を標準装備、電話サポートはプロフェッショナル以上で提供
- プロフェッショナルはマルウェアスキャン&駆除・手動アップデート・不正ログイン防止までカバー
WP Keeperは2社による共同運営(株式会社プロテックと株式会社KOP)で、プロ向けの高度なセキュリティ運用が必要なクライアントを想定したサービス設計になっている。ベーシックで基本保守、プロフェッショナルで深いセキュリティまで、という2段構えのプラン構造がわかりやすい。
24時間監視で異常検知はできるが、有人対応は営業時間内という運用ポリシーを明示している(監視だけ24時間にして対応は営業時間というのは運用実態として正直な開示で、「24時間365日対応」と謳いつつ夜間は留守電という会社より信頼できる)。
料金体系
| プラン | 月額(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| ベーシック | 22,000円 | WPアップデート/死活監視/バックアップ/ファイアウォール/検証環境 |
| プロフェッショナル | 44,000円 | 上記+手動アップデート/マルウェアスキャン駆除/不正ログイン防止/電話サポート |
既存サイト(他社制作)の保守もFAQで「可能」と明記されており、初期調査後に契約判断となる流れ。復旧などの有人対応は営業時間内に限定される点は事前に把握しておきたい。
- 運営会社
- 株式会社プロテック/株式会社KOP
- 所在地
- 東京都台東区台東1-31-9(プロテック)/東京都大田区羽田1-6-13(KOP)
- 対応CMS
- WordPress
- 他社制作サイト対応
- 可
- 監視体制
- 24時間365日死活監視/有人対応は営業時間内
株式会社ハイファイブクリエイト

参照元 https://highfivecreate.com/service/wp-support/pricing
- マネジメント8,800円/ビジネス19,800円/カスタマイズ30,800円/カスタマイズプロ52,800円の4段階プラン
- 初期費用無料、契約期間の縛りなしで月単位の身軽な乗り換えが可能
- コンテンツ管理(お知らせ等の追加更新を回数制限なし)とサーバー管理オプションの選択制
ハイファイブクリエイトは月額8,800円からの4段階プランを公開しており、スモールスタートに向いた料金設計。「回数制限なしでコンテンツ更新対応」を低価格帯から提供している点は、お知らせやブログ更新の頻度が高いサイトで費用対効果が出やすい。
契約期間の縛りがないため、合わなければ翌月解約できる柔軟性がある(保守契約の年縛りで抜けられずズルズル続いているケースは多いので、月次契約で気軽に試せる選択肢として価値がある)。
料金体系
| プラン | 月額(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| マネジメント | 8,800円 | 基本の保守管理 |
| ビジネス | 19,800円 | 保守+コンテンツ管理強化 |
| カスタマイズ | 30,800円 | サイト規模・カスタム対応 |
| カスタマイズプロ | 52,800円 | アクセス数が多いサイト向け |
レイアウト固定のページ追加・更新(お知らせ・ニュース・お客様の声)とサイト内のテキスト変更・画像差し替えを回数制限なしで行う仕様。
- 会社名
- 株式会社ハイファイブクリエイト
- 所在地
- 東京都
- 対応CMS
- WordPress
- 他社制作サイト対応
- 対応可(要初期調査)
- 契約条件
- 初期費用無料・契約期間縛りなし
株式会社アイジス

参照元 https://aigis.co.jp/update/
- 全プランで更新量無制限(ベーシック22,000円/スタンダード38,500円/プレミアム55,000円)
- WEB担当プラン198,000円でWeb担当者代行レベルまでスケール可能
- ECショッピングプラン(55,000円〜)で商品登録・在庫反映対応もカバー
アイジスの大きな特徴は「更新量が無制限」である点で、月内の依頼回数ではなく「月何回まで対応するか」の枠で区切る料金モデル。頻繁に細かい修正が発生するサイトでは、他社の時間枠型プランより使い勝手が良い。
Wixなど無料ツールで作られたサイトは対象外だが、それ以外の他社制作サイトは受け入れ可能としている(月2回のベーシックで22,000円というのは、更新が月に数回しか発生しないサイトにはちょうどよく、ECプランまで揃えている点は業種横断で使いやすい)。
料金体系
| プラン | 月額(税込) | 対応回数 |
|---|---|---|
| ベーシック | 22,000円 | 月2回まで |
| スタンダード | 38,500円 | 月5回まで |
| プレミアム | 55,000円 | 回数無制限 |
| ショッピングプラン | 55,000円〜 | EC対応 |
| WEB担当プラン | 198,000円 | Web担当者全般代行 |
各プランの「回数」はあくまで依頼回数のカウントで、1回あたりの更新量には無制限という仕様。テキスト編集・画像差し替え・画像加工・リンク先変更などを守備範囲とする。
- 会社名
- 株式会社アイジス
- 対応CMS
- WordPress中心(他社制作サイトも対応)
- 他社制作サイト対応
- 可(Wix等の無料ツールは不可)
- 営業時間
- 平日10時〜18時
- 対応エリア
- 全国(オンライン対応)
株式会社ビー・クリエイト

参照元 https://b-create.co.jp/solutions/cms/wp/maintenance/
- 基本プラン月額12,000円でWordPress+プラグインのアップデートと自動バックアップを標準装備
- セキュリティオプション12,000円で24時間365日監視と異常通知を追加
- 他社制作のテーマにも対応、カスタマイズは時間課金(6,875円/時間)で柔軟対応
ビー・クリエイトは月額1.2万円という中価格帯で、WordPress保守の基本機能(アップデート・バックアップ・ファイアウォール・テスト環境構築)を押さえている。トラブルシューティングは2時間まで無償で含まれるため、軽微な問題はその枠で解決できる。
セキュリティを厚くしたい場合はオプションで24時間365日監視を追加する設計になっており、必要な機能だけを積み上げていけるモジュラー型の価格構造(フルパッケージで固定料金を払うよりも、自社の優先度に合わせて選べる設計は中小企業向けとして適切)。
料金体系
| プラン/オプション | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 基本プラン | 12,000円 | アップデート/バックアップ/不正ログイン防止/ファイアウォール/2時間までのトラブル対応 |
| セキュリティオプション | +12,000円 | 24時間365日死活監視/異常通知 |
| カスタマイズオプション | 6,875円/時間 | テーマ改修等の時間課金 |
サポート時間は営業日の10時〜18時。セキュリティオプション契約時のみ24時間の監視と自動通知が発動する。
- 会社名
- 株式会社ビー・クリエイト
- 対応CMS
- WordPress(他社制作テーマも対応)
- 他社制作サイト対応
- 可
- サポート時間
- 営業日10時〜18時
- 対応エリア
- 全国(オンライン対応)
株式会社エンクリエイト(HP119)

参照元 https://encreate.co.jp/hp119/
- 小規模サイト月額7,000円〜15,000円/中規模サイト月額15,000円〜100,000円の段階型
- セキュリティ強化・CMS本体アップグレード・プラグイン更新・改ざん検知・月次レポートを標準装備
- 営業時間外/土日祝の緊急連絡窓口を契約後に共有する夜間休日体制あり
HP119は小規模サイトなら月額7,000円という低価格帯からスタートできる段階型プランで、サイト規模に応じて柔軟に料金が動く構造。初期調査(小規模10,000円〜100,000円/中規模30,000円〜200,000円)でサイト構成を把握した上で保守を開始するフローは、他社制作の引き継ぎに強い。
改ざん検知と月次レポートを小規模プランから含む点は、セキュリティ感度の高い業種(医療・法律・金融)にも対応しやすい(契約後に共有される夜間休日窓口は、表向きはアピールしていないが、有事の際には動いてくれる実務体制の表れ)。
料金体系
| サイト規模 | 月額 | 初期調査費用 |
|---|---|---|
| 小規模サイト | 7,000円〜15,000円 | 10,000円〜100,000円 |
| 中規模サイト | 15,000円〜100,000円 | 30,000円〜200,000円 |
メール・電話・チャットツールすべてに対応し、月次で保守レポートを提出する運用。営業時間は平日10:00〜18:30。
- 会社名
- 株式会社エンクリエイト
- 所在地
- 東京都新宿区
- 対応CMS
- WordPress中心(各種CMS対応)
- 他社制作サイト対応
- 可(初期調査後に契約)
- 緊急対応
- 営業時間内が原則/契約後に休日連絡窓口を共有
- 対応エリア
- 全国対応
株式会社クリエイティブネットドア

参照元 https://www.cn-door.com/price/maintenance/
- WordPress保守30,000円/WordPress保守+運用2時間50,000円/8時間100,000円の階段型プラン
- 運用プラン100,000円〜/サーバ保守・システム保守100,000円〜の中〜大型案件対応
- 年間契約で1ヶ月分が無料になる年額割引制度あり、最低利用期間6ヶ月
クリエイティブネットドアは札幌本社・東京本社の2拠点体制で、WordPress保守から運用代行・サーバ保守・システム保守までを階段型のプランで提供。月額30,000円以上の中〜上位レンジが中心で、大きめのコーポレートサイトや中堅企業のサイト保守に向いている。
「規定時間内であればどのような作業も対応可能」という方針で、プランの時間枠をどう使うかはクライアントの裁量に委ねられる(最低6ヶ月契約という縛りはあるが、年間契約なら1ヶ月分無料になるので、腰を据えて使う前提ならコスパは悪くない)。
料金体系
| プラン | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| WordPress保守 | 30,000円〜 | WP本体・プラグインの保守 |
| WordPress保守+運用(2時間) | 50,000円〜 | 保守+更新作業2時間 |
| WordPress保守+運用(8時間) | 100,000円〜 | 保守+更新作業8時間 |
| 運用プラン | 100,000円〜 | 運用代行全般 |
| 保守・運用カスタマイズ | 150,000円〜 | 要件に応じたカスタム |
最低利用期間6ヶ月、年間契約は1ヶ月分が無料。営業時間は平日9:00〜18:00で、札幌・東京の両拠点から対応する。
- 会社名
- 株式会社クリエイティブネットドア
- 所在地
- 札幌本社/東京本社の2拠点
- 対応CMS
- WordPress
- 他社制作サイト対応
- 要問合せ
- 契約条件
- 最低利用6ヶ月/年間契約で1ヶ月無料
wp.support(株式会社デジタルアイデンティティ)

参照元 https://wpmake.jp/support-lp/
- ライト20,000円/スタンダード40,000円/プロフェッショナル要見積の3プラン構成
- 24時間365日サイト死活監視+1日1回の改ざんチェック+無制限電話サポート
- 定期バックアップ1日1回×30日間保持の標準装備
wp.supportはデジタルアイデンティティのWordPress保守ブランドで、電話サポート無制限というサポート体制の手厚さが特徴。中規模以上のサイトで人間とのやり取り量が多くなる案件に向いている。
他社制作のWordPressサイトやオリジナルテーマの保守にも対応と明記されており、デジタルマーケティング会社の強みを活かした改善提案も期待できる(月額2万円から電話サポート無制限というのは単価換算で考えると破格で、更新依頼をメールで書くのが苦手な経営者に向く)。
料金体系
| プラン | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| ライト | 20,000円〜 | WPアップデート/バックアップ/セキュリティ |
| スタンダード | 40,000円〜 | ライト+運用支援(最人気) |
| プロフェッショナル | 要見積 | 大規模サイト・カスタム対応 |
初期費用無料。WordPress本体・テーマ・プラグインのバージョンアップと検証環境構築、1日1回の改ざんチェック、24時間365日の死活監視を全プランで実施する。
- 運営会社
- 株式会社デジタルアイデンティティ
- 所在地
- 東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南5F
- 対応CMS
- WordPress(オリジナルテーマ含む)
- 他社制作サイト対応
- 可
- サポート
- 電話・メール無制限
TOWN株式会社(WordPress保守・運用)

参照元 https://www.contents-an.co.jp/maintenance_wp/
- 月額39,600円(税込)〜の定額プラン、初期費用0円
- 年2回の定期アップデートで深刻な脆弱性対応をカバー、グレードアップで3回以上も可能
- 最低契約期間1年の長期前提、管理者権限があれば他社制作サイトも引受
TOWN株式会社は東京・銀座拠点のWeb制作&運用保守会社で、WordPress保守を月額39,600円からの定額で展開。年2回の定期アップデートを標準として、検証環境での動作確認付きの保守を提供する。
最低契約期間が1年という長期コミットを前提にしている点は、運用を腰を据えて任せたいクライアント向けの設計(短期のお試しには向かないが、1年単位で相互理解を深めながら運用していくスタイルを求める法人には合う)。
料金体系
| プラン | 月額(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 基本プラン | 39,600円〜 | セキュリティ対策/アップデート(年2回)/検証環境/サポート |
| グレードアッププラン | 要問合せ | アップデート3回以上対応 |
初期費用は0円だが最低契約期間1年の縛りあり。深刻な脆弱性への即応は保守契約内で対応する方針。
- 会社名
- TOWN株式会社
- 所在地
- 東京都中央区新富1-8-9 +SHIFT GINZA EAST 7F
- 対応CMS
- WordPress
- 他社制作サイト対応
- 可(管理者権限要)
- 契約条件
- 初期費用0円/最低契約期間1年
WP保守工房

参照元 https://wp-kobo.com/support/
- 初期費用0円・固定費用0円で、使った分だけのチケット制(7,500円/チケット、約1時間相当)
- 作業が発生しない月は請求なし、動きの少ないサイトでは最もコスト効率が高い
- 他社制作・他社保守からの引き継ぎも対象、8スコープ(更新・カスタマイズ・セキュリティ・監視等)で対応
WP保守工房は固定月額を廃した完全従量制のWordPress保守で、動きの少ない情報サイトや、年に数回しか更新しないコーポレートサイトにとって圧倒的に相性が良い料金構造。月額固定の保守会社に年間12万円払うよりも、実作業ベースで数万円に収まるケースが多い。
チケット単価7,500円(税込8,250円)は1時間相当で、作業の粒度と所要時間が見える化されているため、発注側もコスト感を予測しやすい(「毎月何もしてないのに保守費だけ引き落とされる」という中小企業あるあるを構造的に解消する仕組み)。
料金体系
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | − |
| 月額固定費 | 0円〜 | 作業発生月のみ請求 |
| 作業チケット | 7,500円(税込8,250円)/1チケット | 1チケット=約1時間 |
対応範囲はWordPress更新・テーマカスタマイズ・機能強化・サイト構築/移行・セキュリティ・監視・インフラ対応・サポートの8スコープ。
- サービス名
- WP保守工房
- 対応CMS
- WordPress(他社制作・汎用テーマ可)
- 他社制作サイト対応
- 可(他社保守からの引き継ぎも対応)
- 契約条件
- 初期費用・固定月額ともに0円スタート
- 対応エリア
- 全国(オンライン対応)
株式会社ファーストネットジャパン

- 大阪本社・東京支社の二拠点体制、月額20,000円〜の保守プラン
- サーバー移行・SSL強制化などのスポット作業にも柔軟対応
- GelatoCMS(自社CMS)とWordPressの両方を扱える体制
ファーストネットジャパンは大阪・東京の二拠点で展開するWeb制作&保守会社で、月額2万円からの保守プランを提供。GelatoCMSという独自CMSを自社開発している技術的背景があり、WordPressに限らず幅広いCMS環境に対応できる守備範囲を持つ。
サーバー移行・SSL設定・リダイレクト設定などの単発業務もスポットで柔軟対応する点は、普段は保守契約なしで動いているけれど「サーバー移転だけ誰かに頼みたい」というニーズにも応えられる(関西圏で対面コミュニケーションを重視したい法人には地の利がある)。
料金体系
| プラン | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 基本プラン | 20,000円〜 | WordPress保守/GelatoCMS保守/スポット作業対応 |
スポット作業(サーバー移行・SSL強制化等)も受託可能で、保守契約と並行してスポット依頼も受けられる運用。
- 会社名
- 株式会社ファーストネットジャパン
- 所在地
- 大阪府大阪市中央区南久宝寺町1-7-10(本社)/東京支社
- 対応CMS
- WordPress/GelatoCMS(自社製)
- 他社制作サイト対応
- 可
- 対応エリア
- 全国(関西圏に強み)
株式会社デジタルキューブ(DigitalCube LabWorks)

参照元 https://labworks.digitalcube.jp/
- WordPress専業15年以上の老舗、KUSANAGI(超高速WordPress実行環境)開発元
- WordPressアップデート代行(年間契約)とエンタープライズサポートの2段構え
- 24時間365日の有人監視を含む大規模サイト向けの包括サポート
デジタルキューブはWordPress専業15年以上の実績を持つ老舗で、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」の開発元として知られる。WordPress領域の技術深度はトップクラスで、大規模トラフィック・高いセキュリティ要件を抱えたエンタープライズサイトの保守運用に強みを持つ。
料金は要問合せで中小規模の定額プランは公開されていないが、その分、案件ごとに最適化したマネージドサービスを組んでくれる(中小企業が気軽に使うサービスではなく、トラフィックが多い・可用性要件が高いサイトを抱える企業の選択肢)。
料金体系
| サービス | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| WordPressアップデート代行(年間) | 要問合せ | 年間契約でのアップデート代行 |
| WordPressエンタープライズサポート | 要問合せ | 24時間365日有人監視等 |
中小サイト向けの定額メニューは明確化されておらず、個別ヒアリングでの見積対応。大規模・高可用性サイト向けのマネージドサービスが中心。
- 会社名
- 株式会社デジタルキューブ
- 所在地
- 兵庫県神戸市中央区海岸通5番地 商船三井ビル
- 対応CMS
- WordPress(KUSANAGI環境)
- 他社制作サイト対応
- 要問合せ
- 監視体制
- 24時間365日有人監視(エンタープライズ)
運用保守を外注する場合の月額費用相場
15社の料金構造を見渡すと、運用保守の月額相場は「何をどこまでやってもらうか」で大きく4つの帯に分かれる。自社の求める対応範囲と、許容できる月額予算の2軸で相場を把握しておくと、見積書を比較するときのブレが少なくなる。
| プラン帯 | 月額相場 | 主な対応範囲 |
|---|---|---|
| 格安プラン | 3,000円〜10,000円 | サーバー・ドメイン管理、軽微な修正、WP基本アップデート |
| 標準プラン | 10,000円〜50,000円 | 更新代行(月数時間)、定期バックアップ、セキュリティ基本対応、死活監視 |
| 成長支援プラン | 50,000円〜150,000円 | 上記+改善提案、アクセス解析、コンテンツ制作、24時間監視 |
| フルサポート | 150,000円〜 | Web担当者代行、広告運用、SEO施策、エンタープライズ監視 |
注意したいのは、格安プラン(月額3,000円〜1万円)の多くが「サイトを維持するだけ」で更新代行は含まれないケースが多い点。月額5,000円で依頼回数1回まで、作業量の目安はテキスト3〜5点の追加・修正という条件が一般的で、積極的にサイトを動かしたい業態には物足りない。
また、月額が安すぎる保守プランでは、実際のトラブル発生時に「別途作業料金が発生します」という形で追加請求が積み上がる構造になっていることも多い。契約書に「月額に含まれない作業」の定義が明記されているかを必ず確認したい。WordPress保守業界の適正価格としては月額22,000円〜44,000円のレンジが「保守業務の実質コストに対して妥当」な相場感である。
運用保守会社に依頼する際の注意点
対応範囲を契約書で明文化しておく
運用保守トラブルで圧倒的に多いのが「月額に含まれる作業」と「別料金になる作業」の境界が曖昧で、依頼した作業が追加請求になるパターン。テキスト修正は月額内、画像差し替えは別料金、ページ新規追加は時間課金、といった切り分けは会社ごとに異なる。契約前の見積書・提案書の段階で「月額内で対応する作業範囲」を具体例付きで明文化させることが重要となる。
加えて確認しておきたいのが「作業時間の繰越可否」と「即日対応の有無」。月4時間の保守プランで今月2時間しか使わなかった場合、翌月に6時間分使えるのか、それともリセットされるのか。緊急の修正依頼をその日のうちに反映してほしい場合の対応フローは用意されているのか。この2点が明確な会社は、運用実務の経験が豊富である傾向がある。
他社制作サイトの受け入れ可否を確認する
運用保守専業の会社であればほぼ問題なく受け入れ可能だが、制作+保守併設の会社は自社制作案件を優先し、他社制作サイトを断るケースが残っている。旧制作会社と連絡が取れなくなったり廃業したりしたサイトでは、FTP情報も管理画面のログイン情報も十分に揃っていない状況からのスタートとなるため、初期調査フェーズに対応してくれるかが運用開始の成否を分ける。
本記事で紹介した15社のうち、キオマネ・シロクロ・WPセンター・WP Keeper・wp.support・WP保守工房などは他社制作・他保守からの引き継ぎを明示的に受け入れている。運用保守難民になっている段階での引受実績がある会社を優先的に候補とするのが現実的な対応策となる。
契約期間・解約条件を事前に確認する
保守契約で見落とされやすいのが最低契約期間と解約時の違約金規定。月次契約で身軽に乗り換えられる会社もあれば、1年〜3年の長期縛りで中途解約すると残期間分の違約金が発生する会社もある。月額料金の安さだけで契約すると、合わなかったときに乗り換えコストが積み上がる構造に陥る。
ハイファイブクリエイトのように「契約期間の縛りなし」を明示している会社、WP保守工房のように「固定費0円+チケット制」で契約そのものが軽量な会社は、試しに発注して相性を見るのに向いている。一方、TOWNやクリエイティブネットドアのように最低契約期間1年/6ヶ月という前提のある会社は、腰を据えて長く付き合う前提のクライアントに向く。自社の運用フェーズに合わせてこの軸でも選別したい。
最後に
ホームページの運用保守は「作って終わり」ではなく「作ってから本番」の領域であり、継続的にサイトを壊さず育てていく伴走役を見つけられるかどうかで、Web施策全体の成果が大きく変わる。本記事で紹介した15社は、それぞれ月額7,000円台の軽量プランから月額10万円超のフルマネージドまで異なる価格帯とサービス設計を持つため、自社の運用フェーズ・更新頻度・セキュリティ要件に合わせて選別していただきたい。
特に「他社制作サイトだが保守してくれる会社を探している」「制作会社の月額保守費が高すぎる」「月に数回しか更新しないのに固定の保守費を払い続けている」という状況にあるなら、月額の安さだけでなく、対応範囲の明瞭さ・他社制作引受の姿勢・契約期間の柔軟性という3軸で絞り込むのが賢明な選び方となる。
Web管理では、月額1万円からホームページの運用保守・更新代行を承っております。他社制作のサイトでも対応可能で、月次契約からスタートできる柔軟な運用設計を採用しているため、お気軽にご相談ください。

