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お役立ち情報
2026.04.14

ノーコードでホームページを作れるツール13選|運用のしやすさ・乗り換え可否で比較【2026年版】

ノーコードでホームページを作れるツールは、2026年現在、WixやSTUDIO、ペライチ、Jimdoといった国内外の主要サービスが月額500円〜数千円で利用でき、コードを書けない中小企業・個人事業主でも短時間で公開できる環境が整っている。ただし「作れる」ことと「長期的に運用できる」ことは別の話で、ツール選定の段階で運用視点の確認を怠ると、数年後に独自ドメインの取り扱いやデータ移行で身動きが取れなくなる事態に直面する。

本記事では、主要なノーコードHP作成ツール13サービスを、月額料金・無料プランの有無・独自ドメイン対応・データエクスポート可否・乗り換え難易度・テンプレート柔軟性の観点で整理した。新規構築時の使い勝手だけでなく「3年後に別サービスへ乗り換えたくなったとき、何が持ち出せるか」を軸に比較しているので、これから導入を検討している方も、既に使っていて乗り換えを検討中の方も参考にしていただきたい。

ノーコードでホームページを作れるツールの基本構造

ノーコードHP作成ツールは、サーバー・ドメイン・CMSの3要素を1つのサブスクリプション契約にまとめたSaaS型サービスである。ユーザーはブラウザで管理画面にログインし、テンプレートを選んでテキストや画像を差し替えるだけでホームページが公開できる。レンタルサーバーを借りてWordPressをインストールするような技術的な作業は一切不要で、2026年現在は月額500円〜4,000円の価格帯で主要サービスが利用可能となっている。

サービス提供者側がサーバー管理・セキュリティパッチ・バックアップ・表示速度最適化まで一括で請け負うため、運用者側の技術的な負担は極端に軽い。一方で、サイトのデータはサービス提供者のサーバー内に閉じ込められるため、データエクスポート機能や独自ドメインの扱いがサービスごとに大きく異なる。「ノーコードで作れる」という入口の手軽さだけで選ぶと、後から運用フェーズで苦労する構造になっている。

特に事業用のコーポレートサイト・店舗サイトで利用する場合は、ドメインの所有権と引き継ぎ可能性を契約前に必ず確認すべきである。サービス提供会社のドメイン配下(example.wixsite.com のようなURL)で運用を続けると、後から独自ドメインに切り替えたときにSEO評価がリセットされたり、他サービスへの乗り換えが事実上不可能になるケースが多い。

ノーコードHP作成ツールを選ぶ際の7つのチェックポイント

ノーコードHP作成ツールを運用視点で選ぶときは、月額料金の数字だけでなく、長期運用を想定した複数の軸で見比べてほしい。導入時点で見落としがちな確認項目を7つ挙げる。

  • 月額料金と無料プランの有無(最低月額・年払い割引率・無料プランで独自ドメインが使えるか)
  • 独自ドメイン対応の範囲(無料プランで使えるか、有料プランの何段階目から使えるか、初年度無料の条件)
  • データエクスポート可否(HTMLダウンロード・記事データCSV出力・画像一括ダウンロードの可否)
  • テンプレートの柔軟性(グリッド固定型/フリーレイアウト型、CSS編集の許容範囲)
  • 日本語サポートの有無(日本法人のサポート/海外サポートのみ/コミュニティフォーラムのみ)
  • 商用利用・EC対応(クレジットカード決済連携、ネットショップ機能の標準装備)
  • 乗り換え難易度(独自ドメイン持ち出し可否、SEO評価の引継ぎ、コンテンツ移行の難易度)

特に見落とされやすいのは「データエクスポート可否」である。多くのノーコードツールはサービス内での利用を前提としており、WordPressへの移行や他社ツールへの乗り換えを想定したエクスポート機能を備えていない。3年・5年運用した後に「このツールから卒業したい」と思ったとき、コンテンツを手作業でコピー&ペーストで移すしかないケースもある。契約前にエクスポート機能の有無を必ず確認しておきたい。

ノーコードでホームページを作れるツール13選

Wix(ウィックス)

Wix(ウィックス)

参照元 https://ja.wix.com/

  • 世界2億4000万ユーザーを抱えるイスラエル発のノーコードHP作成ツール、日本語フルサポート
  • 無料プラン有り、有料プランはライト月額1,500円〜ビジネス月額4,500円程度(為替連動)の4段階
  • 900種類以上のテンプレート、AIアシスタント(Wix ADI)による自動生成、ネットショップ対応

Wixはドラッグ&ドロップでピクセル単位にパーツを配置できるフリーレイアウト型のツールで、テンプレートの柔軟性は業界トップクラス。デザインの自由度を取りたい個人事業主・クリエイター・店舗オーナーに広く支持されている。AIアシスタントに業種と希望を伝えるだけで初期テンプレートが自動生成される機能も整備されている。

ただしWixは一度選んだテンプレートを後から別テンプレートに差し替えできない仕様で、途中でデザインの方向性を変えたいときは一から作り直す必要がある(この制約はサービス開始時から変わっていないので、初期テンプレート選定は慎重に行うべき)。またデータエクスポート機能は実質的になく、他サービスへの乗り換え時はコンテンツを手動でコピーすることになる。

料金体系

プラン 月額(年払い時) 主な特徴
無料プラン 0円 Wix広告あり・独自ドメイン不可
ライト 約1,500円〜 独自ドメイン可・広告非表示・2GBストレージ
コア 約2,600円〜 ネットショップ基本機能・50GBストレージ
ビジネス 約3,700円〜 高度なEC機能・100GBストレージ
ビジネスエリート 約15,000円〜 大規模EC・無制限ストレージ

年払いで初年度ドメイン無料キャンペーンあり、為替で価格変動する点に注意。無料プランはWixドメイン配下となるため商用利用には不向き。

サービス名
Wix
提供元
Wix.com Ltd.(イスラエル)
無料プラン
有り(独自ドメイン不可・広告表示)
独自ドメイン
ライトプラン以上で対応
データエクスポート
実質不可(HTML/CSV出力機能なし)
日本語対応
管理画面・サポート共に対応
URL
https://ja.wix.com/

ペライチ

ペライチ

参照元 https://peraichi.com/pages/pricing

  • 国産のノーコードHP作成ツール、LP(ランディングページ)用途で圧倒的な国内シェア
  • 無料プラン有り、スタートプラン月額1,465円〜プロフェッショナル月額6,578円の4段階
  • 独自ドメインは月額550円のオプション扱い、日本法人による手厚い国内サポート

ペライチは株式会社ペライチが運営する国産ノーコードツールで、1ページ完結型のランディングページを手早く作りたい用途で国内トップクラスの支持を集めている。ドメインと決済が国内で完結するので、海外サービスの為替変動やサポート対応の時差が気になる中小企業に向いた選択肢。

決済代行との連携・予約機能・メルマガ配信といった国内ビジネスに最適化された拡張機能が充実している(一方で、多ページサイトや本格的なコーポレートサイトには機能が足りないので、用途を見誤ると「WordPressで良かった」となるリスクはある)。独自ドメインがオプション課金な点は、初期費用を抑えたい層には若干ハードルが高い。

料金体系

プラン 月額(税込・月払い) 主な特徴
スタート 0円 1ページ・独自ドメイン不可・ペライチロゴ表示
ライト 1,465円 3ページ・独自ドメインオプション可
レギュラー 2,970円 5ページ・フォーム無制限・決済連携
ビジネス 4,378円 10ページ・メルマガ・予約管理
プロフェッショナル 6,578円 30ページ・高度なマーケティング機能

独自ドメインオプション月額550円、年契約で10%・2年契約で15%・5年契約で25%の割引。国内決済サービスとの連携が充実。

サービス名
ペライチ
提供元
株式会社ペライチ(日本)
無料プラン
有り(1ページ・ペライチドメイン)
独自ドメイン
ライトプラン以上+オプション550円/月で対応
データエクスポート
不可(HTMLダウンロードなし)
日本語対応
国産サービス・日本法人直営サポート
URL
https://peraichi.com/pages/pricing

STUDIO(スタジオ)

STUDIO(スタジオ)

参照元 https://studio.design/ja/pricing

  • 国産のデザイナー向けノーコードHP作成ツール、FigmaライクなUIで制作会社の採用事例も多い
  • 無料プラン有り、Mini月額590円(年払)〜Business月額4,980円の個人・法人6プラン構成
  • CMS機能・多言語対応・アニメーション編集を標準装備、コーディング不要でピクセル単位のデザイン調整が可能

STUDIOはSTUDIO株式会社が提供する国産ノーコードツールで、デザインの再現性を重視する制作会社・フリーランスデザイナーに広く採用されている。FigmaやAdobe XDに慣れたデザイナーであれば、既存のデザインスキルを活かしてそのまま実装に移せるのが最大の強み。

月額590円(年払いMini)という個人向け最安プランでも独自ドメイン利用が可能で、スモールスタートに最適な料金設計になっている(Webflowと比較されがちだが、日本語UIと国内サポートがあるぶんSTUDIOのほうが中小企業には扱いやすい)。コード書き出し機能は限定的で、他サービスへの完全な乗り換えは難しい点は承知しておきたい。

料金体系

プラン 月額(年払い時) 主な特徴
Free 0円 STUDIOバナー表示・独自ドメイン不可
Mini 590円 2ページ+404ページ・独自ドメイン可
Personal 1,190円 ページ数制限なし・CMS連携
Business 4,980円 チーム運用・多言語対応・高度なCMS

個人向け3プラン+法人向け3プランの計6プラン構成。年払いで月払いより約20%割引、Mini以上で独自ドメイン接続可能。

サービス名
STUDIO
提供元
STUDIO株式会社(日本)
無料プラン
有り(STUDIOドメイン・バナー表示)
独自ドメイン
Miniプラン以上で対応
データエクスポート
限定的(コード書き出し非対応)
日本語対応
国産サービス・ヘルプセンター完備
URL
https://studio.design/ja/pricing

Jimdo(ジンドゥー)

Jimdo(ジンドゥー)

参照元 https://www.jimdo.com/jp/pricing/

  • ドイツ発のノーコードHP作成ツール、国内ではKDDIウェブコミュニケーションズが運営代行
  • 無料プラン有り、AIビルダーStart月額990円〜クリエイターBusiness月額2,600円の多層プラン
  • AIビルダーとクリエイターの2系統、国内サポート体制が整っておりITに弱い層でも扱いやすい

Jimdoは「AIビルダー(質問に答えるだけで自動生成)」と「クリエイター(テンプレートを編集)」の2系統のモードを提供している。前者はPC操作が苦手な事業主向け、後者はある程度デザインにこだわりたい層向けという住み分けが明確。国内ではKDDIウェブコミュニケーションズがサポート窓口を持っているため、海外サービス特有の言語の壁が薄い。

月額990円のStartプランから独自ドメイン対応かつ広告非表示になるため、最小限のコストで事業用サイトを立ち上げたい層にフィットする(価格改定が2026年に実施されているので、既存ユーザーは次回更新時の新価格適用タイミングを必ず確認しておくこと)。データエクスポート機能は限定的で、テキストコピー中心の手動移行になる。

料金体系

プラン 月額(税込) 主な特徴
AIビルダー PLAY 0円 Jimdoドメイン・広告表示
AIビルダー Start 990円 独自ドメイン・広告非表示
AIビルダー Grow 1,590円 SEO機能強化・ショップ機能
クリエイター PRO 1,200円相当 独自ドメイン・5GBストレージ
クリエイター BUSINESS 2,600円相当 ネットショップ・無制限ページ

.comドメインは年額1,650円相当、初回契約期間は無料。2026年3月18日に価格改定が実施され、契約更新は2026年5月1日から新価格適用となる。

サービス名
Jimdo
提供元
Jimdo GmbH(ドイツ)/国内運営KDDIウェブコミュニケーションズ
無料プラン
有り(Jimdoドメイン・広告表示)
独自ドメイン
Start/PROプラン以上で対応
データエクスポート
限定的(公式エクスポート機能なし)
日本語対応
KDDIウェブ経由で国内サポート提供
URL
https://www.jimdo.com/jp/pricing/

Webflow(ウェブフロー)

Webflow(ウェブフロー)

参照元 https://webflow.com/pricing

  • 米国発のプロ向けノーコードHP作成ツール、HTML/CSSの構造を理解したデザイナーに支持
  • 無料プラン有り、Basic月額14ドル〜Business月額39ドル(年払い)の4段階サイトプラン
  • CMS Collections・アニメーション・カスタムコード挿入に対応、本格的なデザイン自由度を持つ

Webflowは海外ではWordPressに次ぐ位置付けとして評価されているノーコードツールで、CSSの概念をそのままビジュアル操作に落とし込んだインターフェースが特徴。ピクセル単位の細かい調整・レスポンシブ対応・CMS機能の自由度では国内サービスを大きく上回る。

管理画面は英語ベースで、日本語サポートは公式コミュニティ任せとなっている(日本語UIや国内サポートが必須という要件なら、STUDIOやペライチのほうが安全。技術系スタッフが社内にいない中小企業には少しハードルが高い)。独自ドメインはBasicプラン以上で接続可能で、HTMLエクスポート機能もあるため乗り換え耐性は国内サービスよりやや高い。

料金体系

プラン 月額(年払い時) 主な特徴
Starter 0ドル webflow.ioドメイン・独自ドメイン不可
Basic 14ドル 独自ドメイン可・CMS機能なし
CMS 23ドル CMS Collections利用可・2,000アイテム
Business 39ドル 10,000CMSアイテム・高度なフォーム

年払いで月払いより約20〜30%割引。HTMLエクスポート機能あり(CMS機能部分は含まれない)。Starterプランは独自ドメイン非対応のため本番運用には不向き。

サービス名
Webflow
提供元
Webflow, Inc.(米国)
無料プラン
有り(Webflowドメイン・独自ドメイン不可)
独自ドメイン
Basicプラン以上で対応
データエクスポート
HTML/CSSエクスポート可(CMS部分は制限)
日本語対応
管理画面は英語ベース・公式コミュニティに日本語情報あり
URL
https://webflow.com/pricing

Squarespace(スクエアスペース)

Squarespace(スクエアスペース)

参照元 https://www.squarespace.com/pricing

  • 米国発のデザイン性重視ノーコードHP作成ツール、高品質なテンプレートに定評
  • 無料トライアル14日間(+7日延長)、有料プランはBasic・Core・Advancedの3段階
  • 2025年2月にプラン体系を刷新、日本国内からはSquarespace Payments非対応のため3プランのみ利用可能

Squarespaceは海外のクリエイター・フォトグラファー・飲食店オーナーに広く使われているノーコードツールで、テンプレートの完成度・アニメーションの滑らかさ・タイポグラフィの美しさに定評がある。日本からは日本円価格での利用が可能で、年払い契約なら独自ドメインが1年無料で付帯する。

ただしSquarespace Paymentsが日本で利用不可のため、EC決済はStripeなど外部サービスとの連携に依存する(日本向けのUI翻訳や国内決済連携は他サービスに劣るので、ブランディング重視のクリエイティブ業界向け)。データエクスポートはWordPress形式のXML出力に限定的に対応しており、移行先に制限はあるが持ち出しの道筋は用意されている。

料金体系

プラン 月額(年払い) 主な特徴
Basic 日本円で約2,400円〜 独自ドメイン・テンプレート利用可
Core 日本円で約3,600円〜 高度なSEO機能・プロモーションポップアップ
Advanced 日本円で約4,800円〜 定期購読・カスタマー管理機能

月払いは独自ドメイン無料特典なし、年払いは独自ドメイン初年度無料。14日間の無料トライアル(クレジットカード登録不要)。

サービス名
Squarespace
提供元
Squarespace, Inc.(米国)
無料プラン
無し(14日間無料トライアル)
独自ドメイン
全プラン対応・年払いで初年度無料
データエクスポート
WordPress形式XMLで部分的に可能
日本語対応
管理画面は英語中心・UIの一部日本語対応
URL
https://www.squarespace.com/pricing

Ameba Ownd(アメーバオウンド)

Ameba Ownd(アメーバオウンド)

参照元 https://www.amebaownd.com/

  • サイバーエージェント系の国産ノーコードHP作成ツール、無料で始められる手軽さが特徴
  • 無料プランは3ページ制限、プレミアムプラン月額960円で独自ドメイン+広告非表示+無制限ページ
  • ブログ・ショップ・ポートフォリオ系のシンプルなサイトに向いており、個人事業主・クリエイター層に人気

Ameba Owndは株式会社サイバーエージェントグループが提供する国産ノーコードツールで、アメブロ運営のノウハウを活かしたシンプルな編集インターフェースが特徴。月額960円というリーズナブルな価格で独自ドメイン対応となるため、個人事業主・小規模店舗のミニマムな公式サイトに向く。

プレミアムプランに入らなければ独自ドメインが使えない点は他の国産ツールと同じだが、月額960円という価格は最安帯に近い(本格的なコーポレートサイトや多機能なECサイトには機能が足りないので、用途を見極めて選定するのが望ましい)。データエクスポート機能は非公開で、他サービス移行時は手動コピー中心となる。

料金体系

プラン 月額(税込) 主な特徴
無料プラン 0円 3ページ・Amebaドメイン・広告表示
プレミアム 960円 独自ドメイン・広告非表示・無制限ページ

プレミアム年間払いは9,600円、独自ドメインはプレミアムプラン加入者のみ利用可能。SSL対応・スマホ最適化は全プラン標準装備。

サービス名
Ameba Ownd
提供元
株式会社サイバーエージェント(日本)
無料プラン
有り(3ページ制限・広告表示)
独自ドメイン
プレミアムプランのみ対応
データエクスポート
不可(公式エクスポート機能なし)
日本語対応
国産サービス・ヘルプセンター完備
URL
https://www.amebaownd.com/

グーペ(Goope)

グーペ(Goope)

参照元 https://goope.jp/service/price/

  • GMOペパボが運営する国産のお店向けノーコードHP作成ツール、飲食・美容・士業での導入実績が豊富
  • ライトプラン月額1,100円/スタンダードプラン月額1,650円の2プラン、15日間無料お試し有り
  • 予約機能・メルマガ配信・クーポン発行など店舗運営に特化した機能が標準装備

グーペはGMOペパボ株式会社が運営する店舗・実店舗事業者向けのノーコードツールで、飲食店・美容室・士業事務所を中心に14年以上の運営実績を持つ。ムームードメイン・ロリポップとの連携で独自ドメインの取得から運用までワンストップで完結するのが国産ツールならではの強み。

独自ドメインは月額363円〜のオプション扱いとなる(サービス内完結で面倒なDNS設定を代行してくれるため、ITに弱い店舗オーナーでも独自ドメイン運用に踏み込みやすい)。スタンダードプランならSSL・ドメイン取得が無料で使えるため、年間コストでは他社と遜色ない水準に収まる。

料金体系

プラン 月額(税込) 主な特徴
ライト 1,100円 基本機能・ドメイン別途
スタンダード 1,650円 SSL・独自ドメイン無料・予約機能強化

独自ドメインオプション月額363円(.com/.net等)〜605円(.jp等)。12ヶ月契約で月額料金割引、15日間無料お試しあり。

サービス名
グーペ(Goope)
提供元
GMOペパボ株式会社(日本)
無料プラン
無し(15日間無料お試し)
独自ドメイン
オプション対応(月額363円〜)
データエクスポート
不可(公式エクスポート機能なし)
日本語対応
国産サービス・電話サポート有り
URL
https://goope.jp/service/price/

Strikingly(ストライキングリー)

Strikingly(ストライキングリー)

参照元 https://jp.strikingly.com/s/pricing

  • 米国発のノーコードHP作成ツール、縦スクロール型シングルページ構造が特徴
  • 無料プラン有り(無制限サイト・月5GB転送・5ページ上限)、有料プランLimited/PRO/VIPの3段階
  • 管理画面日本語対応、14日間の無料トライアル、年払い契約で独自ドメイン1つ無料

Strikinglyは「スクロールするだけで読ませる」縦型LP構造を得意とする海外発ノーコードツールで、プロダクトローンチやイベント告知の1ページ完結サイトに向く。日本語UIは提供されており、海外サービスの中では日本人ユーザーにとって比較的とっつきやすい。

無料プランでも月5GBのデータ転送量と5ページの上限内でずっと使える点が他の海外サービスとの差別化ポイント(ただしStrikingly.comドメイン配下となるため、事業用の公式サイトには不向き。ポートフォリオや一時的な告知ページの用途で無料版を使う分には十分)。年払い契約なら初年度ドメイン無料が付帯する。

料金体系

プラン 月額(年払い) 主な特徴
無料プラン 0円 無制限サイト・5GB転送・5ページ制限
Limited 約12ドル 独自ドメイン・2サイト・月50GB転送
PRO 約20ドル 3サイト・EC機能・メンバーサイト
VIP 約50ドル 15サイト・最大容量・優先サポート

年払い契約で約25〜40%割引、初年度ドメイン1つ無料($24.95相当)。月額プラン契約時はドメイン無料特典なし。

サービス名
Strikingly
提供元
Strikingly, Inc.(米国)
無料プラン
有り(5ページ・Strikinglyドメイン)
独自ドメイン
Limitedプラン以上で対応
データエクスポート
不可(公式エクスポート機能なし)
日本語対応
管理画面・公式サイト共に日本語対応
URL
https://jp.strikingly.com/s/pricing

BiNDup(バインドアップ)

BiNDup(バインドアップ)

参照元 https://bindup.jp/plan/

  • デジタルステージが提供する国産のノーコードHP作成ツール、パッケージソフト時代からの老舗
  • エントリーコース月額528円(初年度無料)/基本コース月額2,480円/ビジネスコース月額8,166円の3段階
  • サーバー標準付属・独自ドメイン対応・AIアシスタント機能・30日間無料お試し

BiNDupは株式会社デジタルステージが2007年から提供する老舗のHP作成ツールで、元々はパッケージソフト「BiND for WebLiFE」として展開されていたサービスのSaaS版。大容量サーバーが標準で付属するため、サーバー契約を別途結ぶ必要がないオールインワン設計になっている。

基本コース以上なら独自ドメイン設定が可能で、年払い契約者に限り1年間無料ドメインが付帯する(月額528円のエントリーコースは初年度無料で試せるが、2年目以降は月額費用が発生するので、継続前提で選ぶこと)。国産ツールの中では最もテンプレートのデザイン自由度が高い部類に入る。

料金体系

プラン 月額(税込) 主な特徴
エントリーコース 528円(初年度無料) 1サイト・基本機能
基本コース 2,480円 5サイト・独自ドメイン・サーバー付属
ビジネスコース 8,166円 10サイト以上・高度な機能・優先サポート

基本コース以上の年払い契約者は1年間無料ドメイン付帯、30日間無料お試しあり。サーバー・SSL・独自ドメインがコースに含まれるオールインワン型。

サービス名
BiNDup
提供元
株式会社デジタルステージ(日本)
無料プラン
無し(30日間無料お試し、エントリー初年度無料)
独自ドメイン
基本コース以上で対応
データエクスポート
HTMLエクスポート機能あり(限定的)
日本語対応
国産サービス・日本語サポート完備
URL
https://bindup.jp/plan/

WordPress.com

WordPress.com

参照元 https://wordpress.com/pricing/

  • Automattic社が提供する公式マネージド型WordPress、無料プランから本格運用まで幅広くカバー
  • 無料プラン有り、パーソナル月額500円〜ビジネス月額3,000円相当の4段階プラン構成
  • WordPress.orgとのデータ互換性が高く、将来的な自前サーバー運用への移行が容易

WordPress.comはWordPress.orgの開発を牽引するAutomattic社が運営するマネージド型のWordPressサービス。通常の「WordPress」は自前でレンタルサーバーを契約してインストールする必要があるが、WordPress.comはサーバー管理不要で管理画面にログインするだけで即利用できる構造。

他のノーコードツールと比較した最大の強みは「乗り換え耐性」である(WordPressは世界中で使われているオープンソースCMSなので、WordPress.comから自前サーバーのWordPress.orgへデータをそのまま引き継げる。特定ベンダーに依存しないのは長期運用では極めて大きな価値)。ビジネスプラン以上ではプラグインの自由インストールも可能になる。

料金体系

プラン 月額(年払い相当) 主な特徴
無料プラン 0円 wordpress.comドメイン・広告表示
パーソナル 500円 独自ドメイン・広告非表示・6GB
プレミアム 900円 マネタイズ機能・CSS編集・13GB
ビジネス 3,000円相当 プラグインインストール可・50GB

年払い契約でパーソナル以上は初年度ドメイン無料。ビジネスプラン以上ならWordPress.orgと同等のプラグイン利用が可能で、他レンタルサーバーへの移行時もデータ互換性が高い。

サービス名
WordPress.com
提供元
Automattic Inc.(米国)
無料プラン
有り(wordpress.comドメイン・広告表示)
独自ドメイン
パーソナルプラン以上で対応
データエクスポート
可(WordPress XML形式で完全エクスポート)
日本語対応
管理画面・サポート共に日本語対応
URL
https://wordpress.com/pricing/

Crayon(クレヨン)

Crayon(クレヨン)

参照元 https://crayon.e-shops.jp/novi/plan.html

  • 株式会社ネクストハンズが提供する国産のスマホアプリ中心型ノーコードHP作成ツール
  • フリー0円/ライト月額1,188円/プロ月額3,190円の3プラン、スマホだけで編集・公開可能
  • PC不要でスマホアプリから全ての作業が完結、実店舗経営者や個人事業主のスモールサイトに最適

Crayonは株式会社ネクストハンズが提供する国産のノーコードHP作成ツールで、「スマートフォンアプリで全ての制作・更新が完結する」という独特のポジションを持つ。PC操作に不慣れな店舗オーナー・個人事業主でも、スマホさえあれば独自ドメインでホームページを運営できる設計。

ライトプラン月額1,188円で広告非表示+独自ドメイン対応となり、スモールサイトならこの価格帯で十分(独自ドメインの別途取得費用3,300円が発生するので、初期費用の計算時には注意が必要。スマホ編集に特化しているぶんPCでの高度な編集には向かないが、用途が合致すれば圧倒的に楽)。

料金体系

プラン 月額(ブラウザ支払い) 主な特徴
フリー 0円 3ページ・画像10枚・広告表示
ライト 1,188円 30ページ・画像100枚・独自ドメイン可
プロ 3,190円 300ページ・画像1,000枚・最上位機能

年払いでライト11,880円/プロ28,600円、独自ドメイン取得費3,300円別途。App Store/Google Play経由の課金ではプロプラン変更不可の制約あり。

サービス名
Crayon(クレヨン)
提供元
株式会社ネクストハンズ(日本)
無料プラン
有り(3ページ制限・広告表示)
独自ドメイン
ライトプラン以上+別途取得費用
データエクスポート
不可(公式エクスポート機能なし)
日本語対応
国産サービス・アプリ日本語UI
URL
https://crayon.e-shops.jp/novi/plan.html

とりあえずHP

とりあえずHP

参照元 https://pr.toriaez.jp/price-lp

  • 株式会社smallwebが提供する国産の初心者特化型ノーコードHP作成ツール、3万社以上の利用実績
  • 初期費用4,950円+月額2,970円(税込)のシンプルな料金体系、独自ドメインが料金に標準含有
  • 電話サポート標準装備、200種類以上のテンプレート、SEO内部対策とスマホ最適化を自動適用

とりあえずHPは株式会社smallwebが運営する「PCが苦手な事業主向け」に特化したノーコードHP作成ツールで、3万社以上の利用実績を持つ。月額料金に独自ドメインが含まれているため、他サービスのようにドメイン費用の別計算が不要で、初期費用+月額費用の合計が予測しやすい。

電話サポートが標準で付帯するのが国産ツールの中でも強みで、ITに不慣れな事業主が「管理画面の操作方法がわからない」となった際の駆け込み先として機能する(その分、月額2,970円は他の国産ツールより若干高めに感じるかもしれないが、サポート料込みと考えれば妥当な水準)。データエクスポートは非対応で、乗り換え時は手動移行となる。

料金体系

プラン 費用 主な特徴
初期費用 4,950円(1回) 初期設定・独自ドメイン設定込み
月額費用 2,970円 独自ドメイン・電話サポート・テンプレート利用可
ドメインメール 別途550円/月 ライトプランでメール利用時のオプション

.com/.net/.jp/.org/.biz/.infoから独自ドメインを選択可能。スタンダードプランではドメインメールが追加料金なしで利用可能。

サービス名
とりあえずHP
提供元
株式会社smallweb(日本)
無料プラン
無し(デモサイトで事前確認可)
独自ドメイン
全プラン標準含有
データエクスポート
不可(公式エクスポート機能なし)
日本語対応
国産サービス・電話サポート標準
URL
https://pr.toriaez.jp/price-lp

ノーコードHP作成ツールを運用視点で比較した一覧表

紹介した12ツールを運用視点の主要軸で一覧化した。月額料金は最安有料プランの目安、独自ドメイン対応は最初に使えるプラン名を記載している。

ツール名 無料プラン 最安有料月額 独自ドメイン データエクスポート 日本語対応
Wix 有り 約1,500円 ライト以上 実質不可 フル対応
ペライチ 有り 1,465円 ライト+オプション 不可 国産
STUDIO 有り 590円(年払) Mini以上 限定的 国産
Jimdo 有り 990円 Start以上 限定的 国内代理店
Webflow 有り 14ドル Basic以上 HTML可 英語中心
Squarespace 14日無料 約2,400円 全プラン XML部分可 一部日本語
Ameba Ownd 有り 960円 プレミアムのみ 不可 国産
グーペ 15日無料 1,100円 オプション 不可 国産
Strikingly 有り 約12ドル Limited以上 不可 日本語UI
BiNDup 30日無料 528円(初年度無料) 基本コース以上 HTML可 国産
WordPress.com 有り 500円 パーソナル以上 XML完全対応 フル対応
Crayon 有り 1,188円 ライト+別途取得 不可 国産
とりあえずHP 無し 2,970円(初期別) 標準含有 不可 国産・電話サポート

乗り換え耐性で選ぶならWordPress.com、デザイン自由度で選ぶならSTUDIOかWebflow、国内サポート重視ならペライチ・グーペ・とりあえずHPという構図になる。用途と運用体制に合わせて選別していただきたい。

ノーコードHP作成ツールの乗り換え可否と注意点

ノーコードHP作成ツールを選ぶときに最も軽視されがちな論点が「乗り換え可否」である。3年〜5年運用して「別サービスに変えたい」「自社運用のWordPressに切り替えたい」となった際に、どの程度のデータが持ち出せるかはサービスごとに大きく異なる。

独自ドメインの所有権と持ち出し可否

独自ドメインをそのツール経由で取得した場合、ドメインの所有権がツール提供会社名義になっているケースと、ユーザー自身の名義になっているケースがある。前者の場合、サービスを解約すると独自ドメインも失う可能性があり、乗り換え先に同じURLを持ち出せない。

安全なのは「お名前.com」「ムームードメイン」「Xserverドメイン」など独立系のレジストラで独自ドメインを取得し、DNS設定だけをノーコードツール側に向ける運用である(この運用なら、将来的にツールを乗り換えるときも同じドメインを別サービスに接続し直すだけで済む)。

コンテンツのエクスポート機能の有無

記事データ・画像・ページ構造を一括でエクスポートできるか否かは、乗り換え作業の工数を10倍以上左右する。WordPress.comは公式にWordPress XML形式でフルエクスポートが可能で、自前サーバーのWordPressにそのまま流し込める。Webflowも部分的ながらHTMLエクスポート機能を備えている。

一方、WixやSTUDIO、ペライチ、Ameba Ownd、Crayon、とりあえずHPなどはエクスポート機能が実質的に用意されておらず、乗り換え時はコンテンツを手動でコピー&ペーストする作業が発生する。100ページ規模のサイトを手動移行する工数を考えると、初期段階からエクスポート可能なツールを選んでおくのが賢明な判断となる。

SEO評価の引き継ぎリスク

サービス提供者のサブドメイン(example.wixsite.com、example.peraichi.com等)で運用していた場合、独自ドメインに移行した時点でSEO評価はほぼゼロからのリスタートになる。検索エンジンは「別サイト」として扱うため、これまで蓄積してきた被リンクや検索順位の資産は引き継がれない。

事業用サイトで継続運用を想定しているなら、最初から独自ドメインで公開することを強く推奨する(月額数百円〜1,000円程度の差で、後々のSEO資産の継続性が保証される。ここをケチると3年後に数十万円相当の広告費で取り戻す羽目になる)。

ノーコードHP作成ツールの限界と外部委託の判断基準

ノーコードHP作成ツールは「自分で作って自分で運用する」モデルを前提としているため、以下のようなケースでは限界に突き当たる。

  • ページ数が50ページを超える本格的なコーポレートサイト・採用サイト
  • WordPressのカスタム投稿タイプ・カスタムフィールドのような柔軟なデータ構造が必要
  • 外部APIとの連携(予約システム・CRM・会計システム等)が標準機能で対応できない
  • 表示速度・Core Web Vitalsの最適化が重要なSEO勝負のサイト
  • 更新頻度が高く、運用者の工数で1日8時間費やすレベルに達している

こうした要件が発生してきたタイミングで、ノーコードツールからWordPressベースの運用に切り替える、または運用保守を外部のWeb運用会社に委託する判断が必要になる。月5万円の運用人件費(バイト換算でも30〜40時間)を払って社内でノーコードツールを動かし続けるより、月1〜3万円で外部Web担当を雇うほうが合理的な局面は早い段階で訪れる。

Web運用保守会社を使うメリットは、ノーコードツール固有の制約や、SEO最適化、セキュリティ対応、バックアップ体制、障害復旧といった運用業務を一括で外注できる点にある(ノーコードツールでできることの限界値を正確に把握している外部パートナーなら、ツール選定の段階から伴走してくれるので、乗り換えリスクを最小化した意思決定ができる)。

最後に

ノーコードでホームページを作れるツールは、2026年現在、月額500円〜4,000円の価格帯で12以上の主要サービスが利用可能な状況にある。本記事で紹介した12ツールは、それぞれデザイン自由度・運用のしやすさ・乗り換え耐性・国内サポートのバランスを独自に組んでおり、どれか1つが正解というわけではない。自社の運用フェーズ・更新頻度・将来の拡張性に合わせて選別していただきたい。

特に「長期運用で乗り換え可能性を残したい」ならWordPress.comかWebflowを、「国内の手厚いサポートが欲しい」ならペライチ・グーペ・とりあえずHPを、「デザインの自由度を優先したい」ならSTUDIOかWebflowを、といった軸で絞り込むのが賢明な選び方となる。独自ドメインの取得はツール経由ではなくお名前.comなどの独立系レジストラで行うのを強く推奨する。

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