column
お役立ち情報
2026.09.19

古いお知らせや終了したキャンペーンは消すのではなく残し方を変える 判断基準

3年前のイベント告知、終了したキャンペーン、去年の年末年始休業のお知らせ。これらをどう扱うべきかは、意外と判断が難しい問題です。全部消すと更新の履歴が消えてサイトが痩せて見え、残しておくと訪問者に古い情報を掴ませてしまいます。この記事では、消すべきものと残すべきものの線引きを、実務の観点で整理します。

誤解を生むページだけを消し、履歴は残す

結論から書きます。判断基準は古さではなく、訪問者が現在の情報だと誤認するかどうかです。

ページの種類ごとの扱い

ページの種類 扱い 理由
終了したキャンペーンページ 削除または終了明記 現在も適用されると誤認される
終了した求人募集 削除または終了明記 応募の問い合わせが発生する
提供終了したサービス 削除または終了明記 問い合わせが来ても応えられない
過去のイベント開催報告 残す 活動実績として価値がある
過去の年末年始休業のお知らせ 残してよい 日付が明記されていれば誤認されない
施工事例・症例紹介 残す 古くても実績として機能する
過去の価格が書かれたページ 更新または削除 価格の誤認はトラブルに直結する
移転前の住所が書かれたページ 直ちに修正 来訪者が迷う実害がある

お知らせの蓄積はサイトが生きている証拠になる

お知らせが数年分蓄積していることは、そのサイトが継続的に運用されている証拠です。逆に、お知らせが3件しかないサイトは、更新されていない印象を与えます。古いから消すという発想は、多くの場合サイトの信頼性を下げます。(お知らせが去年で止まっているサイトは、営業しているかすら疑われます)

日付が明記されていれば古い情報でも害は少ない

「2024年の年末年始休業について」というタイトルで日付が明記されていれば、訪問者はそれが過去の情報だと理解できます。問題になるのは、日付がなく現在の情報に見えるページです。

削除より先に検討すべき対処

消す以外の選択肢があります。

ページ冒頭に終了の明記を追加する

キャンペーンページを削除するのではなく、冒頭に「このキャンペーンは2025年3月31日で終了しました」という一文を目立つ形で入れる方法です。ページの評価とアクセスを維持しながら、誤認を防げます。検索経由で訪れた人を、現在のサービスページへ誘導することもできます。

現行ページへの導線を追加する

終了したページから、代替となる現在のサービスページへのリンクを置いてください。せっかく訪問した人を、何もないページで行き止まりにするのは機会損失です。

タイトルに年を入れる運用に変える

今後のお知らせでは、タイトルに年を含める運用にしてください。「年末年始休業のお知らせ」ではなく「2026年 年末年始休業のお知らせ」とすれば、時間が経っても誤認されません。

削除する場合は404を放置しない

消し方にも手順があります。

削除したURLへのアクセスをどうするか決める

ページを削除すると、そのURLは404エラーになります。検索結果や他社サイトからのリンクが残っていれば、訪問者はエラー画面に到達します。対応は3つです。

  • 関連する現行ページへ301リダイレクトする(最も望ましい)
  • 404のまま放置する(関連ページがない場合は許容範囲)
  • 404ページを改善し、トップや主要ページへの導線を置く

関連ページがあるならリダイレクトする

終了したキャンペーンページから現在のサービスページへ転送すれば、訪問者を失わずに済みます。Googleもリダイレクトの正しい使い方を公開しています(出典 Google 検索セントラル リダイレクトと Google 検索)。

404自体は問題ではない

存在しないページが404を返すのは正常な動作です。すべての404をなくす必要はありません。無関係なページへ強引にリダイレクトする方が、訪問者にとっては不親切です。

削除前にアクセス数を確認する

アクセス解析で、そのページに現在どれだけ訪問があるかを確認してください。月に数百アクセスあるページを何も考えず削除すると、その分の流入が消えます。アクセスがあるページは、削除ではなく更新で対応する方が合理的です。

過去のキャンペーンページに検索流入が集中している場合があります。削除する前に必ずアクセス解析で確認し、流入があるなら内容を現行のものに書き換える方が有利です。

定期的な棚卸しの進め方

年1回の点検で十分です。

公開中の全ページを一覧化する

Search Consoleのページレポートやサイトマップから、公開されている全URLを出力します。メニューからたどれるページだけを見ていると、必ず漏れます。「メニューから外したから消えている」と思っているページが、URLで直接アクセスできる状態で残っているのが典型です。

チェックする観点

  1. 記載されている価格が現行のものか
  2. 住所・電話番号・営業時間が最新か
  3. 担当者名に退職者が含まれていないか
  4. 終了したサービスやキャンペーンが現行に見えないか
  5. 掲載されている写真に退職したスタッフが写っていないか
  6. リンク先が切れていないか

価格と連絡先は最優先で確認する

古い価格が残っていると、その金額で申し込まれた際にトラブルになります。移転前の住所は、来訪者を実際に迷わせます。この2つは、古い情報が実損に直結する項目です。

リンク切れはツールで一括確認できる

サイト内のリンク切れは、Broken Link Checkerのようなプラグインや外部ツールで一括確認できます。自社ページへのリンクだけでなく、外部サイトへのリンクも時間とともに切れていきます。

削除しない方がよいものを間違えて消さない

実務で「消してしまって後悔する」パターンです。

施工事例・症例紹介は古くても資産

数年前の施工事例でも、実績数の証明として機能します。日付が古いことを理由に削除すると、実績が少ない会社に見えます。日付を表示しない構成にするか、そのまま残してください。

検索流入のあるブログ記事

数年前に書いた記事が、今も検索から流入を集めていることがあります。内容が古くなっているなら、削除ではなく内容を更新して公開日を新しくする方が、蓄積した評価を活かせます。

会社の沿革・活動履歴

創業からの歩みや過去の受賞歴は、事業の継続性を示す情報です。古いという理由では削除しないでください。

最後に

古いページを扱う基準は、公開日ではなく、訪問者が現在の情報と誤認するかどうかです。終了したキャンペーンや求人は明記か削除、施工事例やお知らせの履歴は残す。そして削除する前に、アクセス数の確認とリダイレクト先の検討を行ってください。何も考えず古い順に消していくのが、最も損をする方法です。

Web管理では、月額1万円からホームページの運用保守を代行しています。公開中の全ページの棚卸し、古い情報の洗い出し、削除とリダイレクトの設定まで対応可能です。「何年も見直していないので現状を把握したい」というご相談も歓迎します。

CONTACT US

ホームページの保守・運用でお困りですか?

Web管理では、月額1万円からホームページの保守・更新・運用を代行しています。
他社が制作したサイトの引き継ぎや、制作会社と連絡が取れなくなったケースにも対応可能です。
「今のサイトの状態を診てほしい」というご相談だけでも歓迎です。

無料で相談してみる

ご相談無料

  • スポット相談可
  • 全国対応
Web周りの運用代行なら

まずはWeb管理にご相談ください

ホームページの軽微な修正から、SEO対策・広告運用・アクセス解析まで対応。Web担当者がいない企業・事業者を全国対応でサポートします。

  • 高速レスポンス
  • 安心の定額制
  • スポット相談可
  • 全国対応

ホームページの運用代行なら「Web管理」

Web管理
Copyright ©Web管理. All Rights Reserved.