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2026.03.21

整骨院・接骨院のホームページ運用保守|施術メニューや口コミ更新で新患を増やす方法

整骨院・接骨院のホームページは「作って終わり」にされがちです。開業時に制作会社へ依頼し、納品されたまま何年も放置されている。施術メニューは開業当時のまま、口コミは1件も掲載されていない、スマホで見ると文字が小さくて読めない。こうしたサイトが地域の検索で上位に表示されることはありません。弊社に相談に来る整骨院の約6割が「ホームページからの新患がゼロ」という状態です。原因はほぼ例外なく、運用保守をしていないことにあります。この記事では、整骨院・接骨院のホームページを「新患獲得の仕組み」として機能させるための運用保守の具体策を、実務ベースで解説します。

整骨院のホームページが放置される根本原因は「本業の忙しさ」にある

整骨院の院長は施術者であり、経営者であり、受付担当でもあります。朝から晩まで患者の施術に追われ、ホームページを更新する時間も気力もない。これが放置の最大の理由です。制作会社が納品時に「更新はご自身でできますよ」と説明しても、WordPressの管理画面にログインする方法すら覚えていない院長がほとんどです。(それが悪いのではなく、本業に集中するのは当然のことです)

さらに、整骨院業界にはWeb集客のノウハウが浸透していません。「ホームページは名刺代わり」「看板とチラシで十分」という意識が根強く、ホームページの更新に投資する発想自体がない。しかし現実には、腰痛や肩こりの治療先を探す患者の多くがスマホで「整骨院 〇〇駅」と検索しています。総務省の令和5年通信利用動向調査によると、個人のインターネット利用率は86.2%に達しており、60代でも86.3%がインターネットを利用しています(出典 総務省 令和5年通信利用動向調査)。整骨院の主要顧客層である40代〜60代もスマホ検索が当たり前の時代です。ホームページを放置することは、目の前を通り過ぎる見込み患者を毎日逃し続けることと同じです。

施術メニューの更新が新患の来院数を左右する

開業時のメニューのままでは「今の強み」が伝わらない

整骨院は開業後に施術内容が変化します。新しい治療機器を導入した、産後骨盤矯正を始めた、交通事故治療に力を入れるようになった。こうした変化がホームページに反映されていなければ、患者はその情報にたどり着けません。「産後 骨盤矯正 〇〇市」で検索している患者に見つけてもらうには、ホームページ上にそのメニューが掲載されている必要があります。

弊社が運用保守を担当したある整骨院では、新たに「鍼灸」メニューを追加し、施術内容・料金・適応症状を詳しく記載したページを作成したところ、公開から3か月で鍼灸関連の検索流入が月間40件以上増えました。メニューを更新するだけで検索流入が増える理由は単純で、ページ上に検索キーワードと合致するコンテンツが存在するようになるからです。

料金表の未掲載は離脱率を上げる最大の要因

整骨院のホームページで最も閲覧されるページは料金表です。しかし、料金を掲載していない整骨院が非常に多い。「来院してからご相談ください」では、患者は不安を感じて他の院のサイトへ移動します。保険適用の施術と自費施術の区別、初診料の有無、目安の施術時間まで明記すべきです。

掲載すべき料金情報 記載例
保険適用施術の自己負担目安 初診 約1,500円〜/再診 約500円〜(3割負担の場合)
自費施術の料金 骨盤矯正 4,400円(税込)/鍼灸 3,300円(税込)
初診料・再診料 初診時のみ別途1,100円
施術時間の目安 初回60分(問診含む)/2回目以降30分

料金を掲載する際は、柔道整復師法および厚生労働省の広告ガイドラインに抵触しないよう注意が必要です。この点については後述します。

口コミ・患者の声をホームページに掲載して信頼性を高める

口コミは「第三者の証言」として最も強力なコンテンツ

どれだけ施術の腕が良くても、初めての患者にはそれが伝わりません。患者が来院を決める最大の要因は「他の患者がどう感じたか」です。Googleの口コミ、手書きのアンケート、施術後のインタビュー。これらをホームページに掲載することで、初めての患者の不安を取り除けます。

口コミ掲載のポイントは具体性です。「よかったです」「おすすめです」だけでは信頼性が低い。「3か月間悩んでいた腰痛が、5回の施術で日常生活に支障がないレベルまで改善した」「交通事故のむち打ちで通院したが、保険の手続きまで丁寧にサポートしてもらえた」という具体的な体験談こそが、次の患者の来院動機になります。

掲載時には、患者の年代・性別・お悩みの症状・通院回数を添えると、同じ症状で悩んでいる閲覧者が「自分と同じだ」と感じて来院のハードルが下がります。写真付きであればさらに信頼性は上がります。手書きアンケートのスキャン画像は、テキストだけの口コミよりも「本物感」が出るため、可能な限り画像での掲載を推奨しています。

口コミは定期的に追加しなければ効果が薄れる

3年前の口コミが2件だけ掲載されているホームページは、むしろ逆効果です。「今は評判が悪いのか」「まだ営業しているのか」と患者に不安を抱かせます。月に1〜2件のペースで新しい口コミを追加し、常に「生きた情報」を発信し続けることが重要です。

実際の運用保守では、院長やスタッフが患者から許可を得た手書きアンケートの写真を撮影し、弊社へメールやLINEで送付。弊社がテキスト化してホームページに掲載する、という流れで対応しています。院長がやることは写真を送るだけ。この仕組みを作れるかどうかが、口コミ掲載を継続できるかどうかの分かれ目です。

Googleビジネスプロフィールとホームページの連携が地域集客の要

「整骨院 〇〇駅」の検索で表示されるのはGoogleマップが先

患者が「整骨院 〇〇駅」「接骨院 〇〇市」と検索した際、検索結果の最上部に表示されるのはGoogleマップのローカルパック(上位3院の枠)です。ホームページのSEO対策だけでは、この枠には表示されません。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の最適化が必須です。

Googleビジネスプロフィールに登録すべき情報は以下の通りです。

  • 正確な院名・住所・電話番号(NAP情報の統一)
  • 診療時間・休診日(祝日の臨時休診も反映)
  • 施術メニューと料金
  • 院内・外観の写真(最低10枚以上)
  • 口コミへの返信(すべての口コミに返信する)
  • 投稿機能による定期的な情報発信

ホームページとGoogleビジネスプロフィールの情報が一致していないと順位が下がる

Googleはホームページに記載された院名・住所・電話番号と、Googleビジネスプロフィールに登録された情報の一致度を評価しています。ホームページには旧住所が載っている、電話番号が違う、院名の表記が異なる(「〇〇整骨院」と「〇〇接骨院」の混在など)。こうした不一致はローカル検索の順位に悪影響を与えます。

運用保守の現場では、Googleビジネスプロフィールの情報更新とホームページの情報更新を必ずセットで行います。年末年始の休診日、臨時休業、新メニューの追加。片方だけ更新して片方を忘れるケースが非常に多い。弊社ではGoogleビジネスプロフィールの管理もホームページの運用保守に含めて対応しています。(別料金を取る業者もいますが、セットで管理しなければ意味がありません)

柔道整復師法の広告規制を理解しないとホームページがリスクになる

整骨院のホームページは「広告」に該当する可能性がある

整骨院・接骨院のホームページ運用で最も注意すべきは、柔道整復師法における広告規制です。柔道整復師法第24条では、柔道整復の業務に関する広告で掲載できる事項が限定されています。具体的には、柔道整復師である旨、施術所の名称・住所・電話番号、施術日・施術時間、その他厚生労働大臣が指定する事項に限られます(出典 厚生労働省 柔道整復師等の広告に関する検討会)。

ホームページが広告に該当するかどうかは解釈の余地がありますが、近年は厚生労働省が医療広告ガイドラインの適用範囲を拡大する方向にあります。少なくとも、以下の表現はリスクが高いため避けるべきです。

  • 「治る」「完治」など治癒を保証する表現
  • 「〇〇が治った」という患者の体験談を断定的に掲載
  • 他院との比較で自院が優れていると示す表現
  • 施術前後の写真による効果の強調(ビフォーアフター)
  • 「日本一」「地域No.1」などの最上級表現

広告規制を守りながら集患効果を高める書き方

規制があるからといって何も書けないわけではありません。重要なのは「事実を正確に伝える」ことです。「治る」ではなく「改善を目指す」「症状の緩和をサポートする」と表現する。患者の声は「個人の感想であり、効果を保証するものではありません」と注記を添える。施術内容は具体的に説明しつつ、効果の保証は避ける。

具体的なNG表現とOK表現の対応表を以下に示します。

NG表現 OK表現 理由
ヘルニアが治ります ヘルニアによる痛みの緩和を目指します 治癒の保証は不可
1回で痛みが消える 症状に合わせた施術プランをご提案します 回数・効果の断定は不可
地域No.1の技術力 年間〇〇名の施術実績 最上級表現は不可、実績数値はOK
他院で改善しなかった方へ 長期間お悩みの症状もご相談ください 他院との比較暗示は不可

弊社が整骨院のホームページを運用保守する際は、掲載コンテンツの表現を広告規制の観点からチェックした上で更新しています。院長が「これを載せてほしい」と依頼した内容でも、規制上リスクがあれば代替の表現を提案する。こうしたチェック機能を持っていることが、整骨院のホームページ運用保守で専門性が求められる理由です。(制作会社に更新を依頼しても、広告規制まで気にしてくれるところはほぼありません)

スマホ対応と表示速度が来院率を決定づける

患者の8割以上がスマホでホームページを見ている

整骨院のホームページにアクセスするデバイスの8割以上はスマートフォンです。弊社が管理している整骨院サイトの平均値では、スマホ比率が82〜88%の範囲に収まっています。にもかかわらず、PC向けにデザインされたまま放置されている整骨院のサイトが未だに多い。文字が小さくて読めない、ボタンが小さくてタップしにくい、電話番号をタップしても発信できない。こうしたサイトは、アクセスがあっても来院にはつながりません。

Googleが提唱するCore Web Vitals(表示速度やユーザー体験の指標)も、検索順位に影響します。特にLCP(Largest Contentful Paint、ページのメインコンテンツが表示されるまでの時間)は2.5秒以内が推奨されています(出典 web.dev Web Vitals)。大きな画像を圧縮せずに掲載している、不要なプラグインが大量にインストールされている。こうした問題は運用保守の中で定期的にチェックし、改善すべきポイントです。

電話ボタンとLINE予約の導線を最適化する

整骨院のホームページにおけるコンバージョン(来院につながるアクション)は、電話発信と予約フォームの送信です。スマホサイトでは、画面下部に固定表示される電話ボタンとLINE予約ボタンの設置が効果的です。ページをスクロールしても常に表示されるため、患者が「ここに行こう」と思った瞬間にアクションを起こせます。

弊社の運用実績では、固定表示の電話ボタンを設置した整骨院で、電話による問い合わせが月平均で1.4倍に増加しました。設置自体は簡単な作業ですが、ボタンの色、サイズ、表示テキスト(「今すぐ電話する」「空き状況を確認する」など)によって効果が変わります。こうした細かい調整を繰り返すのが、運用保守の本質です。

ブログ更新による検索流入の拡大が中長期の集患につながる

症状別のコンテンツが「今まさに困っている患者」を連れてくる

整骨院のブログで最も検索流入を稼げるのは、症状別の解説記事です。「ぎっくり腰 応急処置」「寝違え 治し方」「坐骨神経痛 ストレッチ」。こうしたキーワードで検索している人は、今まさに身体の痛みに悩んでいる見込み患者です。症状の原因、自宅でできるセルフケア、どの程度の症状なら専門家に相談すべきかを解説し、記事の最後に自院への来院を促す。この導線が機能すれば、広告費をかけずに毎月安定した新患を獲得できます。

特に狙い目のキーワードジャンルは以下の通りです。

  • 急性症状系(ぎっくり腰、寝違え、捻挫)→ 検索ボリュームが大きく、即来院につながりやすい
  • 慢性症状系(肩こり、腰痛、膝の痛み)→ 継続通院の見込み患者を獲得できる
  • 産後・女性向け(産後骨盤矯正、妊娠中の腰痛)→ 競合が少なく上位表示しやすい
  • 交通事故系(むち打ち、交通事故 整骨院)→ 自賠責保険適用で客単価が高い
  • スポーツ系(ランナー膝、テニス肘、肉離れ)→ 特定のスポーツ愛好家層にリーチできる

記事の更新頻度は月2〜4本が現実的な目安です。毎日更新する必要はありません。重要なのは更新頻度よりもコンテンツの質です。500文字の薄い記事を量産するよりも、1,500〜2,000文字で患者の疑問に正面から答える記事を月2本書く方が、検索流入は伸びます。

院長が書けなくてもブログ更新を継続する仕組み

「ブログを書く時間がない」は整骨院の院長から最も多く聞く言葉です。解決策は、院長が全文を書く必要をなくすことです。施術中に患者から聞かれた質問をメモする、スタッフが施術の様子を写真に撮る、院長が音声メモで施術のポイントを録音する。これらの素材を運用保守会社に送り、記事として仕上げてもらう。院長の負担は1記事あたり5〜10分です。

弊社では、整骨院のブログ更新を以下の流れで対応しています。

  • 院長からLINEで「今月はぎっくり腰の患者が多かった」等のネタ共有を受ける
  • 弊社がタイトル案と構成案を作成し、院長に確認
  • 院長のOKが出たら、弊社が本文を作成して公開
  • 公開後、Googleビジネスプロフィールにも投稿として共有

この仕組みを作れば、院長が1文字も書かなくてもブログが更新され続けます。運用保守のコストは月額1万円〜。「ブログを書く時間がない」は、仕組みで解決できる問題です。

整骨院のホームページ運用保守で毎月やるべき作業一覧

整骨院のホームページ運用保守として、毎月実施すべき作業を一覧にまとめます。すべてを自院で行う必要はなく、外部に委託できる作業は委託すべきです。院長の時間は施術に使うのが最も生産性が高い。

作業カテゴリ 具体的な作業内容 推奨頻度
セキュリティ WordPress本体・プラグイン・テーマの更新、バックアップ取得 月2〜4回
コンテンツ更新 施術メニュー・料金の見直し、新メニューの追加 変更時随時
口コミ管理 患者の声の追加、Google口コミへの返信 月1〜2回
ブログ更新 症状別コンテンツの作成・公開 月2〜4本
Googleビジネスプロフィール 営業時間の更新、投稿、写真追加、口コミ返信 週1回
アクセス解析 GA4のデータ確認、検索クエリの分析、改善施策の提案 月1回
表示速度・技術 画像最適化、不要プラグインの整理、表示崩れの修正 月1回
競合調査 近隣の整骨院のサイト・Googleビジネスプロフィールの動向チェック 月1回

これだけの作業を院長一人で回すのは現実的ではありません。だからこそ、運用保守を外部に委託する意味があります。弊社のベーシック運用プランは月額1万円〜で、上記の作業を代行しています。他社で制作したサイトでも対応可能です。

「ホームページは作ったけど、その後どうすればいいかわからない」という整骨院の院長は、まず現状の課題を洗い出すところから始めてみてください。具体的には、自院のサイトをスマホで開いてみる、Googleで「整骨院 〇〇市」と検索して自院が何位に表示されるか確認する、Googleビジネスプロフィールの情報が最新かどうか確認する。この3つだけで、自院のWeb集客がどの程度機能しているかが見えてきます。

運用保守を依頼する際の業者選びのポイントもお伝えしておきます。整骨院のホームページは一般的な企業サイトとは異なり、広告規制の知識が必要です。更新作業を請け負うだけの業者ではなく、柔道整復師法や医療広告ガイドラインを理解した上でコンテンツのチェックができる業者を選ぶべきです。「安いから」だけで選ぶと、規制に抵触する表現をそのまま掲載されてしまい、行政指導の対象になるリスクがあります。(月額3,000円の運用プランで広告規制のチェックまで期待するのは、さすがに無理があります)

最後に

整骨院・接骨院のホームページは、運用保守次第で「放置された名刺」にも「24時間働く集患装置」にもなります。施術メニューの更新、口コミの追加、Googleビジネスプロフィールとの連携、ブログによる検索流入の拡大、広告規制を踏まえた表現チェック。どれも一つひとつは小さな作業ですが、継続することで確実に新患の来院数は増えていきます。

重要なのは、院長がすべてを自分でやろうとしないことです。施術の技術を磨き、患者と向き合う時間を確保する。ホームページの運用保守は、専門のパートナーに任せる。この役割分担が、結果として院の売上を最大化する最も合理的な方法です。webkanri.jpでは、月額1万円〜で整骨院のホームページ運用保守を承っています。他社制作サイトの引き継ぎも対応可能です。まずはお気軽にご相談ください。

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